龍門の滝

龍門の滝

栃木県那須烏山市を流れる那珂川の支流、江川に懸かる幅65m、落差20mの豪快な滝。JR烏山線滝駅から徒歩5分の位置にあり、滝のすぐ上流を烏山線が走り、滝と烏山線という鉄道撮影地にもなっています。入口の「龍門ふるさと民芸館」から階段を下ると滝壺側の河原に出ますが、滝からの飛翔で濡れるので、対策を。

ナイアガラ的な滝と烏山線をワンフレームで

龍門の滝

龍(大蛇)が住むという伝説が滝名の由来ですが、滝の中段には、直径4mの男釜(おがま)、直径2mの女釜(めがま)という2つの甌穴(おうけつ)があります。

地質的には喜連川-益子丘陵に位置し、浸食により砂岩、頁岩層が削られ、中新世に堆積した火砕岩が残されたものと推測されています。

11月中旬~11月下旬には鮭の遡上も観察できます。
龍門の滝が魚止めの滝となっているのです。

滝の北側1kmほどのところには、土木遺産にも認定される、太平洋戦争時の手掘り坑道を貯蔵庫とした島崎酒造(洞窟酒蔵)もあるので時間が許せば寄り道を。

龍門の滝
龍門の滝
名称 龍門の滝/りゅうもんのたき
所在地 栃木県那須烏山市滝414
関連HP 那須烏山市観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR滝駅から徒歩5分
ドライブで 北関東自動車道宇都宮上三川ICから約36km
駐車場 50台/無料
問い合わせ 龍門ふるさと民芸館 TEL:0287-83-2765
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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