神引展望台

神引展望台

東京都新島村式根島、島の西岸、カンビキ浦の南に位置し、標高98.8mの神引山(かんびきやま)にある展望台が神引展望台。新東京百景に選ばれた展望は、伊豆七島屈指の絶景。式根島の特徴であるリアス式の海岸を眼前に、伊豆大島、神津島、三宅島などを一望に、快晴なら、遠く富士山まで見渡すことも可能です。

式根島にある伊豆七島屈指の展望台

神引展望台
左におにぎり型の利島(としま)、その右に新島(にいじま)が続きます

江戸時代後期に『大日本沿海輿地全図』(だいにほんえんかいよちぜんず)を完成させた、伊能忠敬(いのうただたか)の測量地点でもあり、頂上まで100段の階段を上れば、伊能忠敬の測量地となった場所に置かれた三角点があります。

野伏港から歩けば40分ほど必要ですが、入口の駐車場までレンタカー、レンタバイク、レンタサイクルを利用すれば、徒歩5分で神引展望台。
1万年前に噴火した式根島火山の溶岩台地と、リアス式海岸が生み出した絶景です。
リアス式海岸の半島部分は、溶岩流出で生まれたシワの部分で、内陸まで丘陵となって続いています。

神引展望台から北東の大浦海岸側へ、1.2km(所要40分)の遊歩道も整備。
また、大浦海岸〜神引展望台〜唐人津城(とうじんづしろ)〜御釜湾第一展望台〜御釜湾第二展望台〜御釜湾第三展望台〜浜津城(はまんづしろ)と歩く2時間40分ほどのロングコースも用意されています(展望トレッキングコース=休憩時間などを入れて4時間〜5時間必要)。

神引展望台は、新東京百景(昭和57年、東京都が選定)にも選ばれています(新島村では新島の羽伏浦海岸も選定、東京都島嶼部では合計11ヶ所)。

神引展望台
神引展望台
名称 神引展望台/かんびきてんぼうだい
所在地 東京都新島村式根島
関連HP 式根島観光協会公式ホームページ
電車・バスで 野伏港から徒歩40分(野伏港へは新島港から新島村営船で10分)
ドライブで 式根島港から約2.2kmで神引展望台入口。入口から徒歩5分
駐車場 5台/無料
問い合わせ 式根島観光協会 TEL:04992-7-0170/FAX:04992-7-0448
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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