六地蔵のめぐみ黄金の水

六地蔵のめぐみ黄金の水

東京都小金井市本町1丁目、JR武蔵小金井駅南口からほど近い小金井市中央商店街の裏手にあるのが、六地蔵のめぐみ黄金の水(ろくじじぞうのめぐみこがねのみず)。六地蔵の井戸から汲み上げられた名水のことで、小金井という地名も、黄金の価値がある水を汲み上げる井戸が多いことが名の由来です。

平成18年に誕生した水汲みスポット

六地蔵のめぐみ黄金の水

平成16年に小金井市中央商店街協同組合が地域活性を目的に(小金井市は「水と緑のまち」がキャッチフレーズ)、管理する六地蔵の敷地に地下100mの深井戸を掘削。
平成18年から井戸水の水汲みも可能となり、それに合わせて公募で決められた名前が、六地蔵のめぐみ黄金の水。
六地蔵は、宝永4年(1707年)に小金井村念仏講中46人が建立した六面地蔵尊のことです。

水の利用は登録制で、事前に「菊屋文具店」、「かごや書店」で登録料を支払う必要があります。
会員になると専用の水栓鍵(蛇口のハンドル部分)が渡され、それを入れて回せば水が出る仕組み。

試飲用には、ちゃんとプッシュ式の「試飲用蛇口」が用意され、コップ1杯分の井戸水を無料で楽しむことができます。
硬度は意外に高く145mg/Lと中硬水で、商店街には、黄金の水で淹れたコーヒーを提供するカフェ、黄金の水を使ったパン屋などもあるのでお見逃しなく。

小金井市では、貫井神社、滄浪泉園は国分寺崖線にあたり、湧水で知られていますが(野川も国分寺崖線から湧き出る湧水が水源)、井戸を掘れば武蔵野段丘面の地下を流れる水脈があり、小金井市の水道の7割は深井戸から汲み上げた地下水です(3割が東村山浄水場からの河川水)。
ただし近年では武蔵野崖線からの湧水も減少、都市化による地下水位低下もあって、雨水の地中浸透などが課題になっています。

六地蔵のめぐみ黄金の水
名称 六地蔵のめぐみ黄金の水/ろくじぞうのめぐみこがねのみず
所在地 東京都小金井市本町1-7
電車・バスで JR武蔵小金井駅から徒歩5分
駐車場 なし/周辺の有料駐車場を利用
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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