小平ふるさと村・開拓当初の復元住居

小平ふるさと村・開拓当初の復元住居

東京都小平市天神町、西武新宿線の小平駅と花小金井駅の中間、線路沿いに広がるのが小平ふるさと村。玉川上水の開削で武蔵野台地に開かれた新田村落が小平で、江戸時代の姿を偲ばせる開拓農家を復元したのが、開拓当初の復元住居です。

小川村の開拓農家を復元

2人で暮らす開拓農家で、間口3間半、奥行2間の上屋の外側に、3尺の下屋(げや=母屋に付属した片屋根)が付随しています。
広さは43.66平米(13坪)ほどで、現代風にいえば2DKほどの広さがあります。

小平の開発を主導した開発名主・小川家に残る『小川家文書』(東京都の有形文化財)に「間口を広く、奥行きを狭く建て、建方は丸太の柱を掘立にし、藁または茅麦藁(かやむぎわら)などで屋根を葺き、細竹を編んだ床、あるいは籾殻(もみがら)、藁屑(わらくず)等を敷きその上に莚(むしろ)、を敷く。木材は、桁・梁は松、柱は栗材を使用。外壁は茅、麦藁で囲ったもの」と記され、それを基本にして、同じ材料を使って往時の農家を復元しています。

開拓当初の復元住居の前には茶垣、肥溜め(こえだめ=屎尿を貯蔵し、下肥に)、畑、桑畑(養蚕用)、堆肥床(落ち葉をかき集めて堆肥化)が配され、水車小屋も移築されています。

小平ふるさと村・開拓当初の復元住居
名称 小平ふるさと村・開拓当初の復元住居/こだいらふるさとむら・きかいたくとうしょのふくげんじゅうきょ
所在地 東京都小平市天神町3-9-1
関連HP 小平ふるさと村公式ホームページ
電車・バスで 西武鉄道小平駅から徒歩20分、花小金井駅から徒歩25分
駐車場 なし
問い合わせ 小平ふるさと村 TEL:042-345-8155/FAX:042-345-8155
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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