東京都渋谷区渋谷3丁目、東急東横線の地下化に伴って旧渋谷駅(地上駅)のホーム跡と周辺を再開発した複合商業施設が、渋谷ストリーム。低層階はショップ&レストラン、高層階は「渋谷ストリームエクセルホテル東急」、オフィスになっているほか、渋谷川沿いには遊歩道「渋谷リバーストリート」が整備されています。
「クリエイティブワーカーの聖地」がコンセプト
昭和2年8月28日、渋谷駅〜丸子多摩川駅間が開業し、渋谷駅 – 神奈川駅間直通運転が開始されたことが東横線の始まり。
平成25年3月16日、東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転開始により、渋谷駅〜代官山駅間が地下線化され、渋谷駅が地下ホームとなった東急東横線(10両編成の運行を開始)。
人も川も時間も流れる「クリエイティブワーカーの聖地」をコンセプトに、平成27年に着工、平成30年に開業したのが渋谷ストリーム。
渋谷駅の16b出口に直結しているので、東急東横線・田園都市線、東京メトロ半蔵門線・副都心線の改札からはすぐにアクセスできる利点も。
ショップ&レストランの入る1階部分のテーマは、「川辺のひろがりを感じさせるリバーサイドマーケット」。
屋外イベントスペースとして、渋谷駅南エリアのゲートとなる稲荷橋広場、金王橋広場というポケットパークが設置され、遊歩道「渋谷リバーストリート」へと続いています。
もともと印象的な「かまぼこ屋根」で親しまれた東急東横線の旧渋谷駅ホームは4面4線の始発駅らしい頭端式ホーム(とうたんしきほーむ=櫛形ホーム)。
ホーム下には国道246号、頭上には首都高速3号渋谷線が走り抜けるという高架橋ホームでした。
国道246号線をまたぎ「渋谷スクランブルスクエア東棟」と渋谷ストリーム2階をつなぐ貫通通路「ストリーム・ライン」は、地上駅時代の「かまぼこ屋根」を首都高速3号渋谷線の下部に設置し、旧東横線の線路跡をイメージし本物のレールが埋め込まれています。
「かまぼこ屋根」は新設ですが、ホームを支えた高架橋の一部はそのまま再生されています。
路面に白字で記された「TRACK NO1~3」は「1~3番線」を意味しています。
「渋谷ストリームエクセルホテル東急」のバー&ダイニング「TORRENT」は外来で、ランチ、アフタヌーンティー、ディナーの利用も可能。
ちなみに、Googleの日本本社「グーグル合同会社」も渋谷ストリームに入居しています。
渋谷ストリーム | |
名称 | 渋谷ストリーム/しぶやすとりーむ |
所在地 | 東京都渋谷区渋谷3-21-3 |
関連HP | 渋谷ストリーム公式ホームページ |
電車・バスで | JR・京王電鉄・東急電鉄・東京メトロ渋谷駅からすぐ |
駐車場 | 254台/有料、渋谷ストリーム、提携施設での購入金額に応じ駐車場サービスあり |
問い合わせ | 渋谷ストリームインフォメーションカウンター TEL:0570-050-428 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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