鳥取すいか図鑑|6月〜7月中旬が旬!

鳥取県のスイカ出荷高は全国5位。日照時間が長く、適度な降水量と水はけの良い土壌をもつ鳥取県は、甘味が強く美味しいスイカを育てやすい環境にあり、「とまり美人」(湯梨浜町泊地区)、倉吉西瓜 と極実西瓜(倉吉市)、大栄西瓜(北栄町)、琴浦がぶりこ(琴浦町)がブランドです。

スイカは、ハウス栽培、トンネル栽培などで栽培

県中部・西部の大山山麓の黒ぼく地帯を中心に栽培されています。
とくに県中部にある大栄地区は質・量とも西日本を代表するスイカの大産地で、「大栄西瓜」はネット販売でも人気のブランドスイカになっています。

スイカは、ハウス栽培、トンネル栽培などで栽培されていますが、鳥取県はスイカの交配時期にあたる5月の天候が良好で、安定した品質の糖度13度以上というスイカが育まれます。
6月〜7月下旬が出荷時期ですが、6月〜7月中旬が最盛期(旬)といえるでしょう。

スイカ選果場の検査員は、今もたたいたときの音や振動で空洞果を見分け、空洞果を避けて出荷しています(センサーで判別できる選果場もあります)。

鳥取すいかの美味しい切り方、教えます~甘いところをみんなで食べよう~

とまり美人

とまり美人

生産地区:湯梨浜町泊地区
販売期間:5月30日〜2週間程度 
内容:鳥取県産スイカで最も早く収穫されるスイカ
農家7戸が計1.2haでハウス栽培するだけという希少なスイカで、まさに「幻のスイカ」
温暖な気候のため、ほかの産地に比べて1週間程度早く苗を植え付けるため、出荷も早いのが特徴
特徴:甘さとシャリッとした食感のバランスが良好

倉吉西瓜

鳥取県産スイカ

生産地区:鳥取県中央部の倉吉市
販売期間:6月1日~7月中・下旬頃
内容:西日本有数の肥沃な畑地帯で栽培
特徴:大玉で歯ざわりの良いシャリ感があり、平均糖度12度以上の高糖度かつ内側と外側の糖度差が少ないのが特長で、皮際までおいしく味わうことが可能

大栄西瓜

鳥取県産スイカ

生産地区:北栄町
販売期間:6月3日~7月中・下旬頃
内容:西日本有数のスイカの産地である(旧大栄町が主産地で、100年を超える歴史を誇るスイカブランドスイカ
特徴:形状、品質にバラツキが少なく、果実中心部と皮ぎわの糖度差が少ない、安定した品質のスイカ

琴浦がぶりこ

生産地区:琴浦町
販売期間:6月4日~7月中旬
内容:2005年に本格的に栽培が始まった地域ブランド
特徴:黒い皮に真っ赤な中身で、種が少ないため非常に食べやすいスイカ

極実西瓜(ごくみすいか) 

生産地区:倉吉市
販売期間:6月下旬~7月中・下旬、9月上旬~2週間程度(抑制)
内容:スイカ本来の味と食感を極めるために、スイカの台木にスイカを接いで栽培
手間をかけたブランドスイカで、とくに「抑制極実西瓜」は栽培面積も少なく出荷期間も短いため、希少価値の高いスイカ
特徴:が薄くまろやかで甘い仕上がりの食味、シャリ感がありながらもソフトな食感

鳥取すいか図鑑|6月〜7月中旬が旬!
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
鳥取県産スイカ

史上最高糖度を達成! 鳥取県産スイカの出荷がピーク! |2024年版

日本有数のスイカの産地である鳥取県では、2024年5月30日(木)、全国へのスイカの出荷が始まりました(ネットなどでも販売開始)。大栄西瓜に代表される鳥取県のスイカは、6月上旬〜下旬が出荷のピーク。幻の「とまり美人」のほか、倉吉西瓜、琴浦が

 

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