名頃ダム

名頃ダム

徳島県三好市東祖谷、吉野川水系祖谷川(いやがわ)の祖谷渓(いやだに)に築かれた重力式コンクリートダムが、名頃ダム(なごろだむ)。四国電力の発電用ダムで、昭和36年に完成。湖畔を国道439号が走り、上流側には奥祖谷二重かずら橋が架かっています。

祖谷渓にある四国屈指の秘境ダム

名頃ダム

堤高37.0m、堤頂長119.40mで、湛水面積9ha。
ダム湖の水は、名頃発電所に送水され、最大1300kW(キロワット)の電力を生んでいます。

阿波一の秘境ダムと呼ばれるのは、国道439号(四国の国道では最長路線、四国きっての「酷道」、通称ヨサク=国道425号、国道418号とともに日本三大酷道のひとつ)が生活道レベルの「酷道」だから。
近くには「天空の村・かかしの里」があり、まさに祖谷渓の秘境ダムとなっています。

名頃ダム
名称 名頃ダム/なごろだむ
所在地 徳島県三好市東祖谷山村菅生
関連HP 四国電力公式ホームページ
電車・バスで JR大歩危駅から四国交通バスで久保下車、三好市営バスに乗り換え名頃下車、徒歩15分
ドライブで 徳島自動車道美馬ICから約45km
問い合わせ 池田水力センター縄ダム管理所 TEL:0883-75-2156
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

奥祖谷二重かずら橋

祖谷渓(いやだに)にはかつて13のかずら橋がありましたが、現存するのは三好市東祖谷村の奥祖谷二重かずら橋と、三好市西祖谷山村にある善徳のかずら橋の2つ。奥祖谷二重かずら橋は、秘境ムードたっぷりの橋で、長さ約43mの男橋と長さ約20mの女橋が

天空の村・かかしの里

天空の村・かかしの里

徳島県三好市東祖谷、過疎化が進む東祖谷の名頃地区の至るところに元住民を模した100体ほどのかかしが配される山奥の村が、天空の村・かかしの里。『かかし村基本台帳』も用意され、各かかしが村民登録されています。名頃地区は住民二十数名なので、かかし

 

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