富山市民俗民芸村 陶芸館

富山市民俗民芸村 陶芸館

富山県富山市安養坊、呉羽丘陵の麓にある博物館施設群が富山市民俗民芸村。集約された9施設のひとつが、富山市民俗民芸村陶芸館で、陶芸品を展示する施設。壺・鉢・皿・茶碗・徳利・土瓶など100点あまりの民陶を展示しています。

大地主の切妻造民家「アズマダチ」を再生

富山市民俗民芸村 陶芸館

建物は、婦負郡寒江村大塚(現在の富山市大塚)の大地主の農家住宅(切妻造民家「アズマダチ」の典型)を再生したもので、晴れた日に談話室からは立山連峰を眺望。
「アズマダチ」は、強い季節風(西風)を避けるため、東側(東=あずま)に向けて建てられていることが名の由来で、散居村の代表的な家屋様式にもなっています。
江戸時代の金沢の武家屋敷を倣った大きな切妻屋根、妻側に家の玄関を設け、妻面の束や貫を意匠的に組んでその間を白壁にするのが特徴です。
陶芸館の建物も、大きな寺の庫裏のような雰囲気で、民家とは思えない豪壮な雰囲気。
明治27年築の豪農の館は、国の登録有形文化財に指定されています。

中世から現代まで、北は秋田県から南は沖縄県に至るまで、素朴な美しさをもつ民陶(民藝陶器=骨董、美術工芸品ではなく、庶民の暮らしを支えてきた壺、碗、皿、鉢、徳利などの陶磁器)550点ほどを収蔵しています。

大皿(直径22cm)、湯呑の絵付け体験コーナーも用意(完成品は後日発送になります)。

富山市民俗民芸村 陶芸館
名称 富山市民俗民芸村 陶芸館/とやましみんぞくみんげいむら とうげいかん
所在地 富山県富山市安養坊50
関連HP 富山市民俗民芸村公式ホームページ
電車・バスで JR・あいの風とやま鉄道富山駅から富山地鉄バス呉羽老人センター行きで富山市民俗民芸村下車、徒歩すぐ。または、JR富山駅からタクシーで10分
ドライブで 北陸自動車道富山IC、または、富山西ICから約8km
駐車場 105台/無料
問い合わせ 富山市民俗民芸村 陶芸館 TEL:076-433-8610
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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