高岡古城公園お濠めぐり遊覧船

高岡古城公園お濠めぐり遊覧船

富山県高岡市、築城当時の石垣が残る高岡城(高岡古城公園)の濠をめぐる遊覧船が、高岡古城公園お濠めぐり遊覧船。城の北側にある乗り場から、利長号と利常号の2隻が就航。10名乗りの小舟で、ちょっぴり探検クルーズのような雰囲気も醸し出しています。所要は25分ほど。

10名乗りの遊覧船でお濠を周遊

前田利長(まえだとしなが)は3ヶ月という短い歳月で平城を築城しており、その熱意のほどは、遊覧船から見上げる石垣の高さからもよくわかります。
元和元年(1615年)、徳川幕府は一国一城令を出し、高岡城も廃城になっていますが、前田家3代の前田利常は、建物は破却していますが、水濠は温存。
往時の建物は現存していませんが、城郭面積7万1261坪の約3分の1を占める2万4400坪の堀(水濠)は今も当時のままに残されているのです。
水濠を残すことで、幕府からの厳しい咎め(とがめ)、詮議(せんぎ)を受けないためには、旧城内への出入りを禁止するなどの涙ぐましい努力があったと推測できます。

前田利常の尽力もあって、日本有数の水濠公園にはお濠めぐり遊覧船が運航。
運航区間は、池の端~中の島~朝陽橋~本丸・二の丸石垣(南側)の往復で、乗下船は、池の端展望施設で。
運航は、花見を中心とした春季(3月下旬~5月上旬)と紅葉シーズンの秋季(11月上旬〜下旬)の季節限定(令和4年は運休)。
土・日曜、祝日など運航混雑時の乗船は先着順。

この堀から生まれた大量の土砂で土塁を築き、本丸、二の丸、三の丸、明丸(あきまる)、鍛冶丸という5つの郭(くるわ)を造成しているのです。

市街地化で埋め立てられた城が多いのに、高岡では往時の姿を残しており、日本城郭協会の「日本100名城」にも富山県内から唯一選定。

画像協力/公益社団法人とやま観光推進機構

高岡古城公園お濠めぐり遊覧船
開催日時 春季(3月下旬~5月上旬)、秋季(11月上旬〜下旬)
名称 高岡古城公園お濠めぐり遊覧船/たかおかこじょうこうえんおほりめぐりゆうらんせん
所在地 富山県高岡市古城1-1
関連HP お濠めぐり遊覧船(高岡商工会議所)公式ホームページ
電車・バスで あいの風とやま鉄道高岡駅から徒歩18分
ドライブで 北陸自動車道小杉ICから約10km、能越自動車道高岡ICから約6km
駐車場 小竹藪駐車場(80台/無料)、北口駐車場(50台/無料)、土・日曜、祝日は高岡市職員駐車場・文化の森駐車場が利用可能
問い合わせ 高岡商工会議所遊覧船係 TEL:0766-23-5000/高岡古城公園遊覧船管理場(運航日のみ) TEL:0766-23-7800
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

高岡城跡(高岡古城公園)

富山城に隠居した加賀藩2代藩主・前田利長が1609(慶長14)年築城した高岡城の城址。隠居城として使われたのは短期間で1615(慶長20)年の一国一城令で廃城となっています。「日本100名城」にも富山県で唯一選ばれ、日本さくら名所100選、

射水神社

射水神社

富山県高岡市の高岡古城公園(高岡城跡)内にある神社で、越中国一之宮(富山県の総鎮守社)が射水神社(いみずじんじゃ)。平安時代編纂の『延喜式神名帳』にも記載の古社(式内社)で、祭神は瓊瓊杵尊 (ににぎのみこと)。二上山を祭神と崇めたのが始まり

 

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