千畳敷

南紀白浜を代表する景勝地のひとつ。太平洋に突き出た瀬戸崎一帯に広がる、巨大な岩盤のテラスが千畳敷。第三紀層の柔らかいスロープ性の砂岩が波蝕され、徐々に沈降していく過程で、折り重なるように何層もの階段状になったもの。これが畳千畳分を敷き詰めたようだということからその名が付いています。

円月島とともに南紀白浜を代表する景勝地

円月島とともに「円月島(高嶋)及び千畳敷」の名称で国の名勝に指定。
波の浸食でできた平らな海底(波食台)が隆起して海岸段丘となった地形ということで、南紀熊野ジオパークのジオスポットにもなっています。
千畳敷近くの海食洞は、ユビナガコウモリの近畿地方唯一の繁殖洞にもなっています(白浜町天然記念物)。

実際に畳を敷くと1000畳どころか、4haで1万畳くらいの広さがあるとか。
岩盤へは簡単に降りることができ、間近で波しぶきを受けることも。

また岩棚にあるポットホールでは磯遊びも可能で、周辺は磯釣りのメッカにもなっています。

岩礁のテラスがあかね色に染まる夕暮れ時も素敵。
「日本の夕陽百選」にも選定されています。

波浪注意報・警報発令時には立入りが禁止となるのでご注意を。
また、落書き行為は厳禁です。

千畳敷
名称 千畳敷/せんじょうじき
所在地 和歌山県西牟婁郡白浜町堅田
関連HP 南紀白浜観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR白浜駅から明光バス三段壁行きで21分、千畳口下車、徒歩5分
ドライブで 阪和自動車道南紀田辺ICから約16km
駐車場 100台/無料
問い合わせ 白浜町観光課 TEL:0739-43-6588
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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