和歌山城・天守埋門

城の石垣などの下方をあけて門にした形式を埋門(うずみもん)と呼びますが和歌山城天守曲輪、小天守横にあった御台所の通用門が天守埋門。御台所と水の手を直結する門で、平時にはこの門を開けて水などを供給していました。水の手には黄金水とよばれる井戸がありました。

天守曲輪の非常時の脱出口にもなっていた!

外側からの眺め
天守見学ルート途中に入口が

本丸曲輪の北側から西側をまわって南の不明門(あかずのもん=通常は閉じていました。遺体や罪人などを出す不浄門)から城外に出るようなルートも用意されていました。
いざというとき二之門を閉じここから逃げる脱出口だったわけです。

また、埋門から下ると黄金水井戸跡があります。

和歌山城本丸城郭MAP
和歌山城・天守埋門
名称和歌山城・天守埋門/わかやまじょう・てんしゅうずみもん
所在地和歌山県和歌山市一番丁3
関連HP和歌山城公式ホームページ
電車・バスでJR和歌山駅から和歌山バス和歌山港方面行きで6分、公園前下車すぐ
ドライブで阪和自動車道和歌山ICから約5km
駐車場和歌山城不明門駐車場(70台/有料)・和歌山市中央駐車場(577台/有料)
問い合わせ和歌山城整備企画課 TEL:073-435-1044/FAX:073-426-3905
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

和歌山城

和歌山市の中心部、紀ノ川河口の虎伏山(とらふすやま・標高48.9m)に建つ平山城。もとは1585(天正13)年、有力豪族・雑賀党(さいかとう=雑賀衆)を破り紀州を平定した羽柴秀吉(翌年豊臣姓に)が、弟・秀長のために藤堂高虎(とうどうたかとら

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ