輪島大祭(キリコ祭り)|輪島市

輪島大祭(キリコ祭り)

毎年8月22日~8月25日、石川県輪島市で『輪島大祭』(キリコ祭り)が開催されます。舳倉島(へぐらじま)に鎮座した女神と輪島市内の男神が、松明を目印に年に一度出会うというロマンチックな祭り。8月22日は海士町、8月23日は海士町と河井町、8月24日は鳳至町、8月25日には輪島崎町と、連続して夏祭りが行なわれます。

輪島市の夏はキリコで厄払い!

輪島大祭(キリコ祭り)
奥津比咩神社大祭の御神輿入水神事

『輪島大祭』は、輪島市中心部の4地区(海士町・奥津比咩神社、河井町・重蔵神社、鳳至町・住吉神社、輪島崎町・輪島前神社)で行なわれる夏祭り(キリコ祭り)の総称。
氏子衆にキリコ(奉燈)が担がれます。松明に火がつけられ、厄年(数え年で42歳)にあたる「お当組」が火の粉を浴びながら神輿を担ぎます。
お供する人々は、この日にすべての厄を払い落とし、新しい神様が誕生する生命力を授かるといいわれています。

日本遺産「灯り舞う半島 能登 〜熱狂のキリコ祭り〜」の構成資産。

8月22日海士町

奥津比咩神社大祭(1日目/出宮祭)16:00~23:00(御神輿入水神事)
奥津比咩神社の祭礼で、本社(もとみや)は輪島沖の舳倉島に鎮座しますが、海士町にある里宮で行なわれます。
神輿を担ぐのは、女装した若者です(御祭神が女の神様に由来するとも)。
里宮から出た神輿は町内を回って夕方海に入り、自治会館に設けられた御仮屋(おかりや)小屋に納められます。
町内のキリコが御仮屋小屋の前の広場に集結し、太鼓を奉納。

8月23日河井町・海士町

重蔵神社大祭15:00~24:00・海士町=奥津比咩神社大祭(2日目/入宮祭)15:30(御神輿入水神事)
重蔵神社の祭礼では、お供の「奴提灯」に注目。
輪島港マリンタウンでの松明神事が行なわれます。

奥津比咩神社の大祭2日目では、海士町の女神が輪島の男神に年に一度会い、新しい神様が生まれるという伝説にちなんだ「神輿入水神事」が昨日に続いて行なわれます。

8月24日鳳至町

住吉神社大祭20:00~24:00
住吉神社の祭礼では輪島川の三角州で松明神事が行なわれ、「御神事太鼓」が神輿を先導し、笹キリコがお供をします。

8月25日輪島崎町

輪島前神社大祭20:30~23:00
大漁と海上安全を願う鯛の形をした神輿が、キリコをお供に町内を練ります。
クライマックスは松明神事で、海側に倒れれば大漁、山側に倒れれば豊作という占いになっています。

輪島大祭(キリコ祭り)|輪島市
開催日時 毎年8月22日~8月25日
所在地 石川県輪島市海士町・河井町・鳳至町・輪島崎町
場所 輪島市街地(奥津姫神社・重蔵神社・住吉神社・輪島前神社)
関連HP 輪島市観光協会公式ホームページ
ドライブで 能越自動車道穴水ICから約23km
問い合わせ わじま観光案内センター TEL:0768-22-1503
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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