バスだけでない! 運転士不足で、列車運休(わたらせ渓谷鐵道)

わたらせ渓谷鐵道

群馬県、みどり市、桐生市、日光市と地元の地銀などが出資する第三セクター、わたらせ渓谷鐵道。わたらせ渓谷線(桐生駅〜間藤駅、44.1km)を走るローカル線ですが、2026年3月20日(金・祝)〜当面の間、一部列車の運休を発表しています。原因は、運転士不足とのこと。

わたらせ渓谷鐵道では、運転士見習いを急募!

わたらせ渓谷鐵道

都バスなど、東京都内を走る路線バスにも廃止や減便、路線縮小の動きが始まっていますが、運転手・運転士不足は、鉄道までに及んでいます。

わたらせ渓谷鐵道は、2026年3月6日(金)、「弊社は深刻な運転士不足により、従来の運転本数を維持するために必要な運転士を確保できておりません。このような事情により、やむを得ず一部の列車の運転を休止することになりました」と発表。

早朝の足尾発・間藤行き、間藤発・大間々行き、夜間の間藤発・大間々行き、間藤発・足尾行きの計4本の運休を告知しています。

運転士は2025年4月時点で14人が在籍していましたが、若手を含めて退職などで減り、今月末に11人となるため、運休に踏み切ったもの。
トロッコ列車などの運行はこれまで通りで、影響はありませんが、地元の貴重な足となっているだけに、「鉄道も運転士が不足」と大きな話題となっています。

「運転士不足を速やかに解消して運行を再開したい」とのことで、運転士見習いや工務、車両担当の社員を募集。
運転士は未経験でも懇切丁寧に指導をするので、希望があればぜひ連絡をとのことです。

旅博士の
解説

地方鉄道ではすでに半数が運転士不足

人口減少社会を迎え、鉄道分野においても人手不足が深刻な課題となりつつあります。
国土交通省では、2024年2月からから、鉄道各社を集めた意見交換の場として毎年1回「地域鉄道における運転士の確保に向けた緊急連絡会議」を開いています。

2025年の会議では、運転免許受験資格の見直し(年齢要件の緩和)、鉄道分野における外国人材の活用、退職自衛官の活用に向け、鉄道事業等への再就職の促進に向けて防衛省と連携などを検討しています。

バスだけでない! 運転士不足で、列車運休(わたらせ渓谷鐵道)
関連HP わたらせ渓谷鐵道株式会社(公式サイト)
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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