光台寺

光台寺

山口県柳井市、中国明朝様式の山門がそびえる黄檗宗(おうばくしゅう)の寺。この楼門の下で手をたたくと、ワンワンと音が反響することから、「わんわん寺」の別名がある。かつて光台寺周辺は国木田独歩の散歩道だったことから、山門前の右手には、「国木田独歩曽遊の地」碑も立っています。

国木田独歩もくぐった明朝様式の楼門

光台寺

国木田独歩は麓の参道からこの山門をくぐり、上の妙見寺までよく歩いていたのだとか。
現在、光台寺から岡の上公園までは「丘の道ハイキングコース」として整備されています。

黄檗宗は、宇治の黄檗山(おうばくさん)萬福寺を本山とする禅宗で、萬福寺でも江戸時代初期に明から来日した黄檗宗の開祖・隠元がもたらした中国風の伽藍が現存しています。
これは、承応3年(1654年)、明(現在の中国福建省)から渡来した隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師が日本に黄檗宗を伝えたためで、今でも萬福寺では中国語でお経が読まれているとのこと。

光台寺
名称 光台寺/こうだいじ
所在地 柳井市姫田11-5
関連HP 山口県柳井市公式ホームページ
電車・バスで JR柳井駅から徒歩15分
ドライブで 山陽自動車城玖珂ICから約15km
駐車場 市営柳井まちなか駐車場(52台/30分まで無料、以降有料)
問い合わせ 光台寺 TEL:0820-22-2111/FAX:0820-23-7474
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
国木田独歩旧宅

国木田独歩旧宅

明治の文豪、詩人として名高い国木田独歩は、明治4年、千葉県銚子生まれ。5歳〜16歳まで司法省に勤める父とともに山口、萩、広島、岩国などに居住。16歳で上京しますが、柳井に転勤していた両親の元に戻り、明治25年からの2年間を、現・柳井市、姫田

 

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