山形県最上郡戸沢村、神仏習合時代、出羽三山詣での人々が穢(けがれ)を祓う禊(みそぎ)の滝、修験の滝として利用したのが落差65mの浄の滝(じょうのたき)。これほどの山中に、わざわざ禊にと思えるほど人里離れた山奥なので、それなりの準備が必要です。できればガイド同伴で探勝を。
ガイド同伴で探勝したい秘瀑
最上川舟下り(最上川芭蕉ライン)の古口港のある古口集落から南へ、角川沿いを走る山形県道57号戸沢大蔵線に入り、角川郵便局の先で角川沿いの道に入り(途中からダートの林道です)、砂防ダムを越えたところの駐車場から徒歩30分(土砂崩れの影響で、駐車場まで侵入できない状況が続いているので、入山にあたっては事前に確認を=その場合は余分に片道1時間ほどかかります)。
雪解けの6月中旬頃からアプローチ可能ですが、6月には滝下に雪渓も残る深山幽谷なので、軽い気分での入山は厳禁です。
標高は滝下で450mほど。
最後の駐車場が300mほどなので、高度差150mを登ることになります(道は沢から少し離れた山腹に設けられています)。
ピンクテープを追うような場所もあるので、初めて行く人はガイド同伴がおすすめです。
滝は段瀑で、全体を通せば落差100mほどになります。
浄の滝 | |
名称 | 浄の滝/じょうのたき |
所在地 | 山形県最上郡戸沢村角川 |
関連HP | 戸沢村観光物産協会公式サイト |
電車・バスで | JR古口駅からタクシーで1時間、遊歩道入口から徒歩30分 |
ドライブで | 尾花沢新庄道路新庄ICから約30km |
駐車場 | 5台/無料 |
問い合わせ | 角川ガイド協会 TEL:0233-73-8051 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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