2024年2月6日(火)~4月7日(日)、山形県遊佐町で『旧青山本邸のおひなさま』が開催されます。ニシン漁で成功をおさめた青山留吉の生家、旧青山本邸に代々引き継がれてきた古今雛や雛道具が展示されます。北前船によって京からもたらされた品々は、優雅な風情と気品を感じさせてくれます。
旧青山本邸のたたづまいと合わせて見学を
青山留吉は、天保7年(1836年)、海郡遊佐郷青塚村(遊佐町比子字青塚)に生まれ、幕末の安政6年(1859年)、24歳の時に、北海道の漁場に単身渡り、後志国高島郡祝津村(現・小樽市祝津)の寺田九兵エのもとで雇漁夫として働きます。
1年後に小規模ながら同地にて漁場を開き、以降、青塚場所、祝津場所を筆頭に積丹半島に漁場を拡大。
やがて漁場15ヶ統余り、漁船130隻、使用人300人余を擁する道内有数の漁業家に成長します。
故郷の青塚には明治23年に本邸を建築し、田地250町余りを所有する大地主となりました。
小樽に現存する旧青山別邸(小樽貴賓館)は青山留吉、政吉の親子2代で財を成し、青山家最盛期の大正6年、2代目政吉が築いたもの。
『旧青山本邸のおひなさま』以外にも、「庄内ひな街道」と称して鶴岡・酒田エリアでは多くの施設で雛人形が展示されます。
旧青山本邸のおひなさま|遊佐町|2024 | |
開催日時 | 2024年2月6日(火)~4月7日(日)、旧青山本邸は12月~3月10:00〜16:00(入館は15:30まで)、4月~11月9:30〜16:30(入館は16:00まで) |
所在地 | 山形県飽海郡遊佐町比子青塚155 |
場所 | 旧青山本邸 |
関連HP | 遊佐町公式ホームページ |
電車・バスで | JR遊佐駅からタクシーで15分。または、JR酒田駅からタクシーで20分 |
ドライブで | 日本海東北自動車道酒田みなとICから約7km |
駐車場 | 20台/無料 |
問い合わせ | 旧青山本邸 TEL:0234-75-3145 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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