スコップで河原を掘ってマイ露天風呂に入浴！｜川原の湯っこ（秋田県湯沢市）

秋田県湯沢市秋ノ宮湯ノ岱、湯沢横手道路・雄勝こまちICから30分ほど走った秋の宮温泉郷にあるのが、川原の湯っこ。地域住民の町おこしのアイディアとして誕生した役内川河原の「マイ露天風呂」で、スコップで自由に河原を掘って、自分だけの湯船をつくることができます（「湯っこ」とは温泉の意）。

河原を掘ると70度以上の温泉が湧き、川水で薄めて足をドボン

秋の宮温泉郷（鷹の湯温泉、稲住温泉、湯の又温泉、湯の岱温泉）を流れる役内川。
そのうち鷹の湯温泉にあるのが、川原の湯っこ。
どこを掘っても温泉（ナトリウム-塩化物泉）が出るという土地柄で、スコップを借り、河原を掘れば温泉が湧き出します（源泉温度は70度以上と高温なので、川の水を入れて調節）。
湯浴み着や水着を着て入浴する人もいますが、深くは掘れず、人目もあるので、通常は足湯としての利用がおすすめです（湯浴み着利用の場合も記念撮影的な雰囲気になります）。

地元の人の話では、大きな岩の周りが掘りやすいとのこと。

雪解けや降雪の状況で異なりますが、例年は5月～11月頃の日の出〜日没。

完成した後は、「まこ食堂」にラーメンの出前を頼み、大自然の中で足湯につかりながらの食事も可能。

湯沢市予防拠点施設「福寿荘」横に専用の駐車場と河原への入口があり、スコップなども置かれています。
ゴミを持ち帰るなど、マナーを守って利用を。

川原毛大湯滝

岩手・宮城・山形県境にも近い、秋田県湯沢市の国有林内（栗駒国定公園内）にある落差20mの滝が川原毛大湯滝。「湯滝」と呼ばれるのは、沢の上流で湧出する天然の温泉が滝となり、断崖下にある滝壺に落下しているから。滝壺がそのまま湯壺、まさに天然の露

川原毛地獄

栗駒国定公園内の西の玄関口にあたり、岩手・宮城・山形県境とも近い、秋田県南東部の湯沢市高松岳山中に広がる火山性の地熱帯が川原毛地獄。標高800m、約5haの火山荒原では、昭和41年まで硫黄が採掘されており、今も至るところから強烈な臭気ととも