第31回あばしり七福神まつり|2024

2024年9月7日(土)〜9月8日(日)、北海道網走市で『第31回あばしり七福神まつり』を開催。初秋の風が吹く、道東・網走の網走中央商店街(アプト4=4条通)を会場に、網走中央商店街振興組合が主催し、地元特産品や全国各地の物産・味覚等を集めた市民参加型で、観光情報の発信も含めた総合的なイベントになっています。

4条通をホコテンにして「七福神宝船行列」が巡行

東2丁目から西3プラザにかけて市民が仮装した「七福神宝船行列」が巡行するほか、会場では人気の「うまいもんフェア」、コンサート、ステージイベントが行われれます。
全道骨董市、全道キッチンカー、全道窯元市なども開催。
西1・2丁目では全国各地うまいものフェアも開催され、人気のイベントとなっています。

9月7日(土)8:30〜は七福神の旧跡を巡る全長30kmのウォークラリーも行なわれます(当日参加OK)。

戦前は網走に七福神巡りの行事があった!

網走に七福神? と疑問に思う方も多いかと思います。
昭和4年、網走市内の有志7名が七福神の社祠を市内各所に建立。
網走神社(北見国の一之宮)を起点とした3里(12km)ほどの道程を春秋2回市民が巡礼して回ったことが網走「七福神祭り」の始まり。

戦時中に祭りの実施が困難となり、七福神の祠も朽ち果て忘れ去られていました。
網走中央商店街振興組合が街区活性化のイベントを模索する中で、平成6年から戦前の『七福神祭り』の再興と網走の豊な自然に対する『収穫感謝行事』を融合させて、現在の『あばしり七福神まつり』として復活したのです。

【戦前の網走七福神は以下】
一、辨財天(桂ケ岡/居串栄治)
二、大黒天(御野立所/新谷順平)
三、恵比寿天(最寄浜/田邊村次)
四、寿老人(向陽ケ丘/木下八郎衛門)
五、毘沙門天(大曲明神山/伊谷平太郎)
六、布袋神(不動山/中川国蔵)
七、福禄寿神(天都山/林好次)

以上の七福神は、昭和56年6月10日、網走寿大学15周年記念行事として網走護国神社(網走神社の境内社)境内に合祀されています。

網走・七福神まつり
第31回あばしり七福神まつり|2024
開催日2024年9月7日(土)〜9月8日(日)/毎年9月第1土・日曜
所在地北海道網走市南2条西2丁目
場所網走中央商店街アプト4
関連HP網走市観光協会公式ホームページ
電車・バスでJR網走駅から徒歩15分
駐車場道の駅駐車場(50台/無料)、その他周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ網走中央商店街振興組合 TEL:0152-44-5546
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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