揚舟 谷田川めぐり|板倉町

揚舟 谷田川めぐり

毎年5月〜6月、9月〜10月の土・日曜、祝日、群馬県板倉町の谷田川(やたがわ=群馬の水郷公園)で『揚舟 谷田川めぐり』が行なわれます。板倉町は渡良瀬川と利根川の二大河川に挟まれて、かつては洪水、水害に悩また町。洪水対策として保有した揚舟(あげぶね)を使い、水郷をのんびりと探勝します。

群馬県の水郷地帯、谷田川の生活の知恵「揚舟」を体験

洪水対策で、生命や財産を守るために生み出された知恵が揚舟。
通常は納屋の軒下などに吊されており、水害時には軒下から降ろして、住民や家畜、穀物を避難場所や高台に運びました。
治水が進み現在ではほとんど使われることがなくなっている揚舟ですが、それでも平成14年には231艘の揚舟が確認されています。

原則として、期間中の土・日曜・祝日の運航で、平日運休、運行時間は1日7便、約40分のコース(2km、谷田川ヤナギ山周遊コース)。
発予定時刻は、9:00、10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:00。出航15分前までに乗船手続が必要。
ゴールデンウィークは毎日運航。
東武鉄道では板倉東洋大前駅を起点とし、行人沼、高鳥天満宮、群馬の水郷公園、雷電神社を巡る全長15kmのハイキングプラン「板倉西コース」も用意。

利根川渡良瀬川合流域の水場景観
水防避難のために建設された「水塚」(みつか)、避難に使われる「揚舟」、低地農法としての「川田」(かわだ)、薪(たきぎ)を採取するための「柳山」など、群馬の水郷には多くの知恵が残されています。そんな板倉町の河川景観は、「利根川渡良瀬川合流域の水場景観」として、国の重要文化的景観に選定されています。
関東地方では第1号の選定となります。

谷田川

揚舟 谷田川めぐり|板倉町
開催日時 毎年5月〜6月、9月〜10月の土・日曜、祝日
所在地 群馬県邑楽郡板倉町岩田2941-3
場所 群馬の水郷
関連HP 板倉町公式ホームページ
電車・バスで 東武日光線板倉東洋大前駅から路線バス館林、板倉線で原宿下下車、徒歩20分。または、タクシーで10分
ドライブで 東北自動車道館林ICから約3km
駐車場 40台/無料
問い合わせ 板倉町産業振興課商工観光係 TEL:0276-82-1111
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
板倉町文化財資料館

板倉町文化財資料館

2020年10月3日
群馬の水郷公園(揚舟谷田川めぐり)

群馬の水郷公園(揚舟谷田川めぐり)

2020年10月2日

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

ABOUTこの記事をかいた人。

アバター画像

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ