松山城・本丸井戸

松山城本丸の太鼓櫓・太鼓門・太鼓門東続櫓・巽櫓と連続する防備を抜けると、南北に長い本丸の台地に立つことになります。ここにあるのが本丸井戸。本丸の台地はもともと南北に長かったわけではなく、実は南峰、北峰の峰があり、その谷間を埋めて細長い台地にしたもの。谷底にあった泉を井戸にしたと伝わっています。

本丸にある井戸は本丸造成の歴史を物語る

本丸井戸は、直径2m、深さ44.2mで、当時の土木技術ではとても掘れない深さを誇っています。

井戸の建物は昭和20年の松山空襲で焼失し、現在のものは戦後の再建。
五重天守を三重天守に下げたのも埋め立て当初は地盤が弱かったことが原因ともいわれています。

松山城・本丸井戸
名称 松山城・本丸井戸/まつやまじょう・ほんまるいど
所在地 愛媛県松山市丸之内1
関連HP 松山市城山公園ホームページ
電車・バスで JR松山駅から道後温泉行き伊予鉄道市内電車で10分、大街道下車、徒歩5分
ドライブで 松山自動車道松山ICから約6km
駐車場 松山城駐車場(20台/有料)・松山市役所前地下駐車場(290台/有料)
問い合わせ 松山城総合事務所 TEL:089-921-4873
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

日本100名城 四国9城

2018年5月31日

 

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