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肱川あらし展望公園

肱川あらし展望公園

愛媛県大洲市、長浜大橋の架る肱川(ひじかわ)の河口部を眼下にする高台に位置する展望スポットが、肱川あらし展望公園。「肱川あらし」とは、冬季(10月〜3月頃)の晴れた日の朝、上流の大洲盆地で生まれた冷気が霧を伴って肱川沿いを一気に流れ出すという珍しい現象です。

肱川沿い流れ下る霧が長浜大橋を包み込む

「肱川あらし展望公園」からは、肱川沿いに霧が河口の長浜の町を飲み込み、うねりながら海へと扇状に広がる様子が観察でき、まさに肱川あらし眺望の一等地。
朝霧に包まれる長浜大橋では、風速10mを観測することもあるのだとか。
大規模な時には霧は沖合い数kmに達するほど。

長浜にある小学校では、冬季は始業前の朝礼を行なわず、朝礼と体育の授業は、2限目が終わった後に行なわれています。
また、地元の人の話では、「肱川あらしの日の午後は、必ず晴れて穏やかに海も凪(なぎ)、温かくなる」とのこと。

肱川あらし展望公園からは、晴れた日に訪れれば、肱川河口に架かる長浜大橋を箱庭のように眺めることはもちろん、瀬戸内の島々や、瀬戸内海に沈む夕日も見事です。

伍代夏子歌う『肱川あらし』(作詞・喜多條忠=『神田川』で有名、作曲・船村徹/平成29年1月25日発売)は、第50回日本作詩大賞(日本作詩家協会)を受賞。

肱川あらし展望公園
名称 肱川あらし展望公園/ひじがわあらしてんぼうこうえん
所在地 愛媛県大洲市長浜
関連HP 大洲市公式ホームページ
ドライブで 松山自動車道大洲ICから約19km
駐車場 15台/無料
問い合わせ 大洲市都市整備課 TEL:0893-24-1719/FAX:0893-24-1736
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

長浜大橋

愛媛県大洲市の肱川(ひじかわ)河口に架かる橋で現存する日本最古の道路開閉橋が長浜大橋。全長226mの橋の中央部の18mの区間を跳ね上げて開閉することができる可動橋で昭和10年の完成。架橋当時、肱川は内子の木蝋(もくろう)、木材搬出の舟運など

 

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