八幡浜港フェリーターミナル

愛媛県八幡浜市（やわたはまし）、八幡浜港の出島地区にあるフェリーターミナル（令和4年4月1日に新築移転）が、八幡浜港フェリーターミナル。宇和島運輸フェリーが九州の別府港（所要2時間50分）、臼杵港（所要2時間25分）を結んでフェリーを運航（深夜便もあります）。オレンジフェリーも臼杵港とを結んでフェリーを運航。

別府港、臼杵港を結んでフェリーが出航

宇和島運輸フェリーは、「れいめい丸」（2718t）、「あけぼの丸」（2694t）、「あかつき丸」（2538t）などが就航し、比較的に乗船時間は短いながら特等（ツインルーム）なども備わった豪華フェリーです。
とくに令和4年6月に就航した新造船フェリー「れいめい丸」は、ウィズペットルーム、上等級ラウンジなどを備えた豪華な内容となっています。
別府航路の深夜便は、港到着後も5:30まで船内休憩が可能なため、特等や1等に乗船し、ホテル代わりとすることも可能です。

オレンジフェリー（四国開発フェリー）の九四航路は、「おれんじ四国」（2918t）、「おれんじ九州」（292t）が各7便、合計14便を運航、こちらも特等（ツイン）を有しています。

港へのアクセスは、JR八幡浜駅から路線バスがあるほか、松山市駅から「いよてつ特急バス」（八幡浜・三崎特急線）の利用も可能。
阪神から九州を目指す場合にも、神戸から八幡浜港までは神戸淡路鳴門自動車道経由で365km（4時間少々）なので、八幡浜港から愛車をフェリーに載せるという手もあります。

令和4年4月1日に出島地区に移転新装した八幡浜港フェリーターミナルは、向灘（むかいなだ）の段々畑をイメージした4階建て。
売店では、八幡浜の特産品の「じゃこ天」、柑橘類などを販売する他、2階にはオーシャンビューの「カフェ・ル・プチポン」が営業しています。
4階展望デッキからは、発着するフェリーや四国八十八景に選定された向灘の段々畑を一望にできます。