安芸国分寺

安芸国分寺

奈良時代、聖武天皇の詔で全国66ヶ国に1ヶ寺ずつ設置された国分寺(金光明四天王護国寺)のひとつ、安芸国分寺(あきこくぶんじ)。安芸国(現在の広島県の西部地域)の国分寺は現在の東広島市西条町に建てられました。発掘調査によって安芸国分寺は天平勝宝2年(750年)には主要な堂宇が建てられたことが判明しています。

奈良時代からの法灯を今も守る

古代の寺域は国の史跡に指定されており、安芸国分寺歴史公園として整備されています。
平安初期に国府が今の安芸郡府中に移ったこともあり、その後衰退。
その後は、真言宗の寺(安芸国分寺の後継寺院)として法灯を守りました(現在は真言宗御室派に属しています)。
史跡の中央に堂宇が建つのは何度も廃寺の危機にあいながら、その都度困難を乗り越えてきたという証でもあるのです。
護摩堂と仁王門は宝暦の火災の難も逃れ、東広島市の重要有形文化財に指定されています。
 

安芸国分寺 DATA

名称 安芸国分寺/あきこくぶんじ
所在地 広島県東広島市西条町吉行2064
関連HP 東広島市公式ホームページ
電車・バスで JR西条駅から徒歩8分
ドライブで 山陽自動車道西条ICから約2.6km
駐車場 10台/無料
問い合わせ TEL:082-423-5055/FAX:082-423-5655
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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