興正寺

正式名は八事山興正寺。地元では「八事観音」(やごとかんのん)として親しまれています。名古屋城からは飯田に向かう飯田街道沿いの八事村新田に江戸時代に開かれた寺。開山は1686(貞享3)年という尾張徳川家ゆかりの古刹で、真言密教と戒律の寺であることから「尾張高野」(おわりこうや)とも呼ばれています。

興正寺のシンボル、五重塔は国の重要文化財

興正寺境内は本堂などがある西山普門院と奥之院がある東山遍照院に分かれており、全域が興正寺公園。
高さ30mの五重塔は、1805(文化2)年から3年の歳月を費やし建立された塔で、国の重要文化財。塔そのものを本尊と見立てています。
八事(やごと)といえば五重塔といわれるようにシンボルともなっている五重塔は愛知県下で唯一の木造五重塔。

東山門は、宝永年間に名古屋城から移築された出丸門。

毎月5・13日の縁日には境内に露店が立ち並び、賑わいをみせます。
また、山内は新緑、紅葉の名所としても有名で散策にも絶好の地となっています。

興正寺
名称興正寺/こうしょうじ
所在地愛知県名古屋市昭和区八事本町78
関連HP興正寺公式ホームページ
電車・バスで地下鉄鶴舞線八事駅から徒歩5分
ドライブで名古屋高速東山線春岡ランプから約3km
駐車場興正寺参拝者駐車場(200台/有料)
問い合わせ興正寺 TEL:052-832-2801
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
興正寺・釈迦牟尼大仏(平成大仏)

興正寺・釈迦牟尼大仏(平成大仏)

愛知県名古屋市昭和区八事本町、高野山真言宗の別格本山で尾張徳川家の祈願所としても有名な八事山興正寺。国の重要文化財に指定される五重塔前に平成26年9月6日に造立したのが、釈迦牟尼大仏(しゃかむにだいぶつ)。高さ7.1mの「平成大仏」ですが、

 

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