大正11年に名古屋控訴院・地方裁判所・区裁判所庁舎として建設されたネオ・バロック様式の建物。昭和54年まで中部地方の司法の中心としての役割を果たしていたが昭和59年に国の重要文化財に指定され(重要文化財旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎)、平成元年から名古屋市市政資料館として保存再生されています。
重要文化財となったのレンガ造りの建物
赤いレンガと白い花崗岩の組み合わせの外観は実に素敵。
また内部の装飾も大正末期の特徴を忠実に表現し見応えも十分。
1階の留置場は見学可能で、内部に入ることも可能です。2階は名古屋市の公文書館で喫茶室も併設。3階は、司法展示、市政展示、「大地の塔」資料展示の常設展示室と市民利用施設としての展示室になっています。
現存する控訴院庁舎としては最古のもので、NHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』、NHK連続テレビ小説『虎に翼』(主演・伊藤沙莉)のロケにも使われています。
名古屋市が設定する「文化のみち」の西コース(所要1時間=橦木町筋、主税町筋、白壁町筋を歩き、名古屋市役所本庁舎、愛知県庁本庁舎などの建物をウォッチングするのが西コース)のルート途中にあるので、名古屋城などを起点とする城下町散策にも絶好の立ち寄りスポットになっています。
夜間にはライトアップも実施。
名古屋市市政資料館 | |
名称 | 名古屋市市政資料館/なごやししせいしりょうかん |
所在地 | 愛知県名古屋市東区白壁1-3 |
関連HP | 名古屋市公式ホームページ |
電車・バスで | 名鉄東大手駅から徒歩5分。または、名古屋市営地下鉄名古屋城駅から徒歩8分 |
ドライブで | 名古屋高速都心環状線東新町ランプから約1.5km |
駐車場 | 12台/無料 |
問い合わせ | 名古屋市市政資料館 TEL:052-953-0051/FAX:052-953-4398 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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