御用水跡街園

御用水跡街園

愛知県名古屋市北区にある名古屋城の堀の水源として開削された「御用水」ゆかりの公園が御用水跡街園(ごようすいあとがいえん)。埋め立てられた御用水(水路)跡の黒川(堀川)沿いの夫婦橋から猿投橋までの左岸、1.6kmにわたってが公園(街園)として整備されています。

名古屋城に導水された水路の埋立地が公園に

御用水跡街園
御用水跡街園横を流れる黒川(堀川)

名古屋城の御用水は、龍泉寺近くのは東春日井郡川村(現・名古屋市守山区)で勝川(現・庄内川)から取水し、矢田川に流れ込んだものを辻村(名古屋市北区辻町)で再取水し、名古屋城の御深井堀(おふけぼり)に導水されたもの。
名古屋城周辺、とくに城の西側の巾下地区(はばしたちく)の水不足から、尾張藩2代藩主・德川光友の時代の寛文3年(1663年)に開削された水路で、堀の西端から取水した水は城下の巾下水道(幅下水道)にも使われていました(堀川の東側は熱田台地上に位置し、井戸を掘ると飲用に適した地下水を得ることができました)。
この御用水の水路は、合戦の際の地道(軍用道路)にも使おうと考えられていたと伝えられています。

御用水と並行する黒川は、明治10年に潅漑と水運を目的に開削された運河で、愛知県技師・黒川治愿(くろかわはるよし)の名前に由来。
御用水は戦後の水質の悪化などもあって、昭和47年〜昭和49年に埋め立てられ、その跡地が御用水跡街園となっています。

カワセミの姿を見ることもある御用水跡街園は、桜の名所。
園路に使われる石は、名古屋市電(昭和49年3月31日全廃)の路線敷石を転用しています。

御用水跡街園
名称 御用水跡街園/ごようすいあとがいえん
所在地 愛知県名古屋市北区辻本通2丁目
関連HP 名古屋市公式ホームページ
電車・バスで 名鉄・名古屋市営地下鉄上飯田駅から徒歩5分
問い合わせ 名古屋市北区地域力推進室 TEL:052-917-6437 /FAX:052-914-5752
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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