愛知県岡崎市六供町(ろっくちょう)にあるヨーロッパの古城のような佇まいの塔が六供配水場配水塔(ろっくはいすいじょうはいすいとう)。昭和9年5月31日に建てられた配水塔ですが、今も現役。敷地内は立ち入り禁止ですが、隣接して六供浄水記念公園が整備され、公園から眺めることができます。
六供浄水記念公園から配水塔を眺望
直径12.8m、高さ17.2mの配水塔で、貯水容量は1400立方メートル。
ポンプ室から高い塔に送られた水は、重力がかかり、勢いよく水道管に流れ込むという仕組みで、今も岡崎市内の各家庭に配水されています。
外壁下部には段差を付けて板状の花崗岩を張られ、上部は、モルタル仕上げ。
目地を切り大きな石を張ったように見せ、蛇腹付きの軒回りの上に縦長の窓が並ぶ古代ギリシャ・ローマ建築風の古典的表現が用いられています。
配水塔の入口にある「汪水沾洽(おうすいてんこう)」の銘板は、「深く広い水がありそれが雨の恵みによって充分に潤うように」という意味合いがある言葉。
もともとは浄水場(昭和8年完成)でしたが、平成123年度に浄水場としての機能を廃止したていることから、現在、六供配水場として機能。
隣接する六供浄水記念公園には、滑り台やシーソー、健康器具、ベンチ、多目的トイレなどが整備されています。
六供配水場配水塔 | |
名称 | 六供配水場配水塔/ろっくはいすいじょうはいすいとう |
所在地 | 愛知県岡崎市岡崎市六供町西二本木28 |
関連HP | 岡崎市観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | 愛知環状鉄道北岡崎駅から徒歩20分 |
ドライブで | 東名高速道路岡崎ICから約5km |
問い合わせ | 岡崎市観光推進課 TEL:0564-23-6384 |
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