毎年7月1日~9月23日、京都市の嵐山で『鵜飼』(嵐山通船)が行なわれます。嵐山の中心を流れる大堰川(おおいがわ)では、かがり火の中、古式漁法の鵜飼の見物が可能。貸切船なら屋台船の中で料理をいただくこともできます。宮廷鵜飼船(当日9:00〜予約受付)も人気。8月16日は貸切船のみ運航。
平安時代に始まった宮廷鵜飼がルーツ
夏の風物詩である嵐山の鵜飼は清和天皇(清和源氏の祖/在位858年~876年)の御代に宮廷鵜飼として創始されたもの(『祇園祭』も清和天皇の御代に始まっています)。
平安時代編纂の『後撰和歌集』には「大堰川(原文は大井河)浮べる舟のかヾり火に をぐらの山も名のみなりけり」という在原業平の歌が記載されています。
そんな大堰川の鵜飼も江戸時代に途絶しましたが昭和25年再興されています。
乗合船は予約不要で、当日北乗り場または南乗り場に直接出向けばOKです。
源氏物語千年紀にちなんで鵜匠や船頭が白装束に扮する「平安王朝・宮廷鵜飼」を再現した宮廷鵜飼船に注目です。
乗合船は19:00、20:00(9月は18:30、19:30)出船。
宮廷鵜飼船は20:00 (9月は19:30)出船。
乗合船は、大人1800円、小人900円。
宮廷鵜飼船は、大人2100円、小人1050円。
乗船時間は1時間以内で、食事持ち込みは不可。
貸切船は乗船時間2時間以内(予約制)、食事持ち込み可で、10人乗り4万円。
クレジットカードは不可。
嵐山『鵜飼』(嵐山通船)|京都市 | |
開催日時 | 毎年7月1日~9月23日 |
所在地 | 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町・西京区嵐山中尾下町 |
場所 | 大堰川 |
関連HP | 嵐山通船公式ホームページ |
電車・バスで | 京福嵐山駅から徒歩10分。阪急嵐山駅・JR嵯峨嵐山駅から徒歩15分 |
ドライブで | 名神高速道路京都南ICから約11km |
駐車場 | 京都市嵐山観光駐車場(105台/有料) |
問い合わせ | 嵐山通船 TEL:075-861-0302 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag