毎年8月5日、神奈川県箱根町の芦ノ湖(箱根湾)で『芦ノ湖夏まつりウィーク 鳥居焼まつり』が行なわれます。7月31日の『湖水祭』に始まり、6日間連続で毎晩花火が打ち上げられる『芦ノ湖夏まつりウィーク』の最後を飾るのが駒形神社の『鳥居焼まつり』。駒形神社での祭事の後、花火大会(約3500発)が行なわれます。
駒形神社での祭事の後、花火大会を実施
芦ノ湖の湖水を汚した里人に怒り狂った龍神が疫病を流行らせ、それを鎮めるために里人が鳥居を焚いて湖面に映る火影を龍神に捧げたという伝説の神事。
18:50〜神事は、駒形神社での祭事の後、御神火で湖上の二対の鳥居に火を灯し、湖畔では箱根神社大神輿渡御も斎行されます。
箱根ばやし、九頭龍太鼓の奉納の後、鳥居に灯った火をバックに3500発の花火が打ち上がります。
箱根修験の歴史を秘める駒形神社
芦ノ湖南岸に鎮座する駒形神社は、駒ヶ岳の地主神 駒形大神を祀る古社。
明治初年の神仏分離、廃仏毀釈以前は駒形権現という神仏習合のスタイルで、箱根権現とともに修験道の聖地として繁栄しました。
街道時代には箱根宿(中世には芦川宿)の鎮守とされていました。
箱根園からロープウェイが架かる駒ヶ岳は、箱根権現の奥の院にあたる駒形権現が山頂に祀られたことが山名の由来。
高句麗(こうくり)滅亡時に日本へと逃げてきた高麗人の高麗(こま)に由来するという説もありますが、定かでありません。
芦ノ湖夏まつりウィーク 鳥居焼まつり|箱根町 | |
開催日時 | 毎年8月5日 |
所在地 | 神奈川県足柄下郡箱根町箱根 |
場所 | 箱根駒形神社・箱根湾 |
関連HP | 箱根町観光情報ポータルサイト |
電車・バスで | 箱根登山鉄道箱根湯本駅から箱根登山バス、伊豆箱根バス箱根町行きで40分、終点下車、徒歩1分 |
ドライブで | 小田原厚木道路箱根口ICから約16km |
問い合わせ | 箱根町総合観光案内所 TEL:0460-85-5700/FAX:0460-85-5721 |
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