熱海駅近くに「展望レトロ喫茶 桃山館」オープン

静岡県熱海市桃山町、熱海駅から徒歩5分の熱海駅裏の高台に、2024年8月10日にオープンしたのが、「展望レトロ喫茶 桃山館」。1階は10円ゲームなどのレトロゲームやガチャガチャコーナー、2階がメインの喫茶コーナー、屋上は昔懐かしい屋上遊園地を再現し、展望テラスも併設という観光複合施設になっています。

昭和レトロブームを背景に、展望も楽しめるレトロ喫茶がオープン

東海道新幹線の開業、「東京オリンピック1964」の開催で一躍近代化が進んだ熱海温泉ですが、一部にはレトロな雰囲気が残されています。
多くの観光客はメインストリートの「平和通り名店街」へと流れ、「展望レトロ喫茶 桃山館」の建つ「裏熱海」に足を運ぶ人は少数派。

その「裏熱海」とも称される場所にあえてオープンしたのが「展望レトロ喫茶 桃山館」で、運営するのは、不動産業をメインにペットサロン、カー用品販売、ダイビングサービス、飲食店なども展開する丸八殖産（本社：東京都中央区銀座3丁目）。

「裏熱海」の活性化を目的に、自社物件をリニューアルし、「展望レトロ喫茶 桃山館」を誕生させたのです。

1階は「川崎たばこ店」、100円のアーケードゲームが揃う「桃山遊戯場」、スロットカーが楽しめる「熱海サーキット」の3コーナーに分かれて、ここを目的する常連も誕生したというほど。

シャンデリアの下がる2階の喫茶メニューは、「大人のお子様プレート」をメインに、一皿にピラフやナポリタンなど多種の料理を盛り付けた「熱海カツトルコ」、「熱海エビフライトルコ」、「熱海ハンバーグトルコ」、ナポリタン、クリームソーダ、プリンアラモードというちょっぴりレトロなラインアップ。
昭和アイドルのレコードやポスターを飾って、昭和世代には懐かしさをアピール。
喫茶横には輪投げやかたぬき、わたあめなどの縁日遊びを体験できるコーナー、駄菓子コーナーも設けられ、若い世代にとって新しさや新鮮味を感じさせる内容に。

屋上は、伊豆大島を眺める「展望遊園地」。
幼児向けの乗り物が揃うので、ファミリーには絶大な人気スポットに。

目下の営業時間は11:00～17:00、水曜休。