乗鞍本宮中ノ宮
乗鞍山上・畳平にある乗鞍岳バスターミナル(標高2702m)の横に建つ立派な社が、乗鞍本宮中ノ宮。五十猛大神(いそたけるおおみかみ)、天照大神(あまてらすおおみかみ)、大山津見大神(おおやまつみかみ)、淤加美神(おかみのか…
乗鞍山上・畳平にある乗鞍岳バスターミナル(標高2702m)の横に建つ立派な社が、乗鞍本宮中ノ宮。五十猛大神(いそたけるおおみかみ)、天照大神(あまてらすおおみかみ)、大山津見大神(おおやまつみかみ)、淤加美神(おかみのか…
平湯バスターミナル、ほおのき平バスターミナル、長野県側の乗鞍高原からの乗鞍エコーライン経由の登山バス、ご来光バスの終点、乗鞍山上の畳平(標高2702m)にあり、日本最高所にあるバスターミナルになっています。1階に乗鞍自然…
岐阜県と長野県の県境に位置する乗鞍岳(のりくらだけ)は標高3025.7mの剣ヶ峰(けんがみね)を主峰とするコニーデ型の火山で、23の峰の総称。最高峰の剣ヶ峰は権現岳火山(権現池-高天原火山体)の外輪山で、一等三角点は岐阜…
乗鞍岳山頂への登山ルート起点となるのが、標高2700mの畳平。岐阜県側から乗鞍スカイライン、長野県側から乗鞍エコーライン(県道乗鞍岳線)で到達でき、車(バス・タクシー)で行くことのできる日本最高所となっています(正確には…
岐阜市にある14世紀末頃に創建、永正8年(1511年)、斎藤利匡(さいとうとしまさ)が再興した(開山は独秀乾才)臨済宗妙心寺派の寺、崇福寺(そうふくじ)。永禄10年(1567年)、織田信長が斎藤道三の孫の斎藤龍興を亡ぼし…
神奈川県山北町(やまきたまち)を流れる酒匂川の支流、滝沢川に懸かる3段の滝が洒水の滝(しゃすいのたき)。洒水とは密教で儀式を行なう前に浄水を散らして穢(けがれ)を祓い身を清めること。落差は一の滝69m、二の滝16m、三の…
乗鞍岳東面(長野県松本市側)、冷泉小屋、位ヶ原山荘の上部を源流に、乗鞍高原を流れる小大野川の本流、支流の無名沢など3つの沢にかかる3本の滝の総称が三本滝。3本の滝の織りなす光景は、水墨画のような風情があり、乗鞍エコーライ…
長野県須坂市、米子川(よなごがわ)の源流部に位置する滝で、日本の滝百選にも選ばれた名瀑が米子大瀑布(よなごだいばくふ)。不動滝(落差85m)と権現滝(落差80m)という双瀑の総称が米子大瀑布で、「米子瀑布群」として国の名…
高野山金剛峯寺(こうやさんこんごうぶじ)の西端に位置する高野山山内の正門(総門)が大門(だいもん)。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産のひとつ。門が築かれたのは平安時代の末で、それ以前は九折谷(つづらおりだに)…
高野山に数ある塔頭(たっちゅう)寺院の中で、唯一、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産となるのが金剛三昧院(こんごうさんまいいん)。建暦元年(1211年)、源頼朝の菩提を弔うために北条政子が創建。当初は禅定院と称…
羽黒山(現在の出羽三山神社、江戸時代までは羽黒権現)の表参道は、随神門(旧仁王門)をくぐり五重塔脇の石段を上る道で、樹齢350年から500年の杉並木の中を上っていきます。全長1.7km、2446段の長い石段の道は、途中一…
和歌山県海南市、藤白峠の麓にあり、創建は神話の時代(景行天皇の御代)ともいわれる古社が藤白神社(ふじしろじんじゃ)。社殿は万葉時代に斉明天皇が牟婁の湯(白浜温泉)行幸の際に創建されたと伝わる古社です。拝殿の東側には、全国…
羽黒山山頂に建つ出羽神社三神合祭殿は出羽三山信仰の中心となる存在で、月山・羽黒山・湯殿山の三神を合祭した聖地。月山、湯殿山は、冬期間積雪のため参拝できないことから、三神を祀るようになったといわれています。明治維新以前の神…
和歌山県那智勝浦町の粉白(このしろ)地区を流れる粉白川(このしろがわ)の支川となる二級河川がぶつぶつ川。清水が湧き出る泉を水源として粉白川に注ぎますが、その流路の延長はわずかに13.5m。二級河川ながら法指定の河川として…
山形県山形市山寺、東北の修験道の聖地として繁栄した、台密(天台宗)の古刹、立石寺。山寺と通称され、芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の名句を残したことでも知られていますが、江戸時代までは修験の地。修行の岩場は、釈迦ヶ峰と…
羽黒山の登拝口の随神門から継子坂(ままこざか)を下った祓川の谷合にある禊(みそぎ)の地が須賀の滝。承応3年(1654年)、出羽三山中興の祖といわれる天宥(てんゆう)が山中に堰を巡らせ、8kmほど離れた水呑沢から導水した水…
立石寺の大仏殿は、奥の院の隣に位置し、像の高さ5mの金色の阿弥陀如来像が安置されています。毎日、卒塔婆(そとば)供養が行なわれ、彼岸の中日の施餓鬼法要(せがきほうよう)には、宗派を越えた参拝者で賑わいます。
山寺と通称される立石寺(りっしゃくじ)の三重小塔は、山上の奥の院下、華蔵院(けぞういん)脇にある岩窟の鞘堂に納められています。十穀静允(じっこくじょういん)作と伝えられ、静雲が寄進したもの。建立は永正16年(1519年)…