冬の知床ねむろの魅力/(7)「ミートハウスながの」で自慢の別海牛を味わう

ミートハウスながの

「ここまで来ると、べつせかい」がキャッチの別海町(べつかいちょう)の人口は1万5000人。対して牛の数は11万頭で、しかも広大なパイロットファームが広がっています。そんな別海町で、こだわり抜いた自家産の牛肉を提供するレストランが「ミートハウスながの」です。まだあまり知られていませんが、実はここ大注目の店。

永野貴浩さんの「本当に旨い牛肉が食べたい!」を実現

ミートハウスながの

全国1位の生乳生産量を誇る別海町の牛は乳牛が大半ですが、一部に食肉牛も育成されています。
そんな別海町の尾岱沼港近くで「ミートハウスながの」を営むのが永野貴浩さん。
こだわりの牛を育てる「牛蔵ふぁーむながの」を営み、さらに肉の販売、そしてレストラン「ミートハウスながの」のオーナーシェフを務めるなど、いつ眠るのかと心配になるくらいに、肉にこだわる毎日を送っています。

「お客様に美味しい肉を味わってもらいたい」という一心で、ブランド牛の生産地などを行脚し、今の飼育スタイルにたどり着いたのだとか。
祖父の勤さん、父・栄一さんと牛飼い歴は3代で約100年。
「本当に旨い牛肉が食べたい!」ということで、乳牛の育成から肉牛に転身し、恵まれた環境と乳牛の育成で培った技術を活かし、最初に育てた肉牛の肉がなんとA5ランクを獲得。

「手塩を架けて育てた牛なんだから、美味しく調理したい」と、自らレストランまで立ち上げてしまったのです。

「海風が運ぶミネラルを受けた牧草を与えた牛は健康で健やかな牛」ということで、牧草地も海岸寄りに契約農家を確保しているんだとか。
「目ざすは、循環型酪農です」と、夢は尽きません。

そんな永野さん、敷地の一角(レストランの横)に1棟貸しのゲストハウス「ミートハウスながの 四季の宿泊所」をオープンさせています。
これも、「ここを基地に、別海や野付の雄大な自然を満喫してもらえれば」という思いからです。

「ここまで来ると、べつせかい」の別海町には、まさに想像以上、「べっせかい」の肉料理店と宿があります!

ちなみに「ミートハウスながの」で提供される料理は、ハンバーグプレート、ビーフシチュー、ヒレステーキ、ビーフカレーなどで、1500円くらいのプレートならランチに最適です。

「ミートハウスながの 四季の宿泊所」
「ミートハウスながの 四季の宿泊所」

取材メンバーのツイート

Twitterは2019年2月7日(木)〜2月10日(日)に行なわれた東のはじっこ知床ねむろ冬満喫プレスツアー(主催:根室振興局、受託:プレスマンユニオン)で、参加者が発信した情報をまとめたものです

ミートハウスながの
名称 ミートハウスながの/みーとはうすながの
所在地 北海道野付郡別海町尾岱沼65
関連HP ふぁーむながの公式ホームページ
ドライブで 根室中標津空港から約31km
駐車場 10台/無料
問い合わせ ミートハウスながの TEL:0153−86-2368/FAX:0153−86-2368
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

取材協力/根室振興局、ミートハウスながの、羅臼の宿まるみ

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