碧血碑

碧血碑

戊辰戦争(ぼしんせんそう)の最終戦、明治2年に現在の北海道函館市で展開した箱館戦争で死亡した、新選組副長・土方歳三(ひじかたとしぞう)、中島三郎助父子をはじめ約800人の旧幕府脱走軍戦死者の霊を弔うために函館山の麓に建立された碑が碧血碑(へきけつひ)。新政府軍に追い詰められ、多くの戦死者を出しています。

7回忌にあたる明治8年に建立

碧血(へきけつ)とは、「義に殉じて流した武人の血は3年たつと碧色になる」という中国の『荘子』外物篇の記述「萇弘死于蜀,藏其血三年而化為碧」から。
碧血碑の裏側には「明治辰巳実有此事 立石山上叺表歔志」との文字が刻まれていますが、これは悲しみを表現したもの。

碑石は、7回忌にあたる明治8年、箱館戦争の旧幕府軍(賊軍)側の生き残りである大鳥圭介や榎本武揚らの協賛を得て、東京・霊岸島(現在の東京都中央区新川)から船で伊豆産の石を運んで建立されたもの。

明治初期に賊軍であった旧幕府軍の霊を弔うためには新政府への配慮と大きな英断があったと想像されます。

勝敗の決した千代岡陣屋陥落は、旧暦の5月16日、それを西暦に直して6月25日頃には碑前祭が行なわれています。
ちなみに、新政府軍側にも多数の戦死者を出し、新政府軍の戦没者の慰霊は、函館護国神社(招魂社)の例祭で行なわれています。

名称 碧血碑/へきけつひ
所在地 北海道函館市谷地頭町1
関連HP 函館市公式観光情報サイト
電車・バスで JR函館駅前から函館市電谷地頭行きで12分、終点下車、徒歩15分
ドライブで 函館空港から約10km
駐車場 なし
問い合わせ 函館市元町観光案内所 TEL:0138-27-3333
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