金沢能楽美術館
金沢市の伝統芸能である宝生流の能楽「加賀宝生」(かがほうしょう)に関連する貴重な美術品を収集展示するミュージアムが金沢能楽美術館。金沢市の文化財に指定される佐野家伝来の能楽資料(能面14面、能装束61領、扇10本)も収蔵…
金沢市の伝統芸能である宝生流の能楽「加賀宝生」(かがほうしょう)に関連する貴重な美術品を収集展示するミュージアムが金沢能楽美術館。金沢市の文化財に指定される佐野家伝来の能楽資料(能面14面、能装束61領、扇10本)も収蔵…
平成15年に開庁した3代目となる石川県庁舎。2代目は石川県政記念しいのき迎賓館として再生されています。3代目となる庁舎は地上19階(高さ98.8m)で、最上階の19階は展望ロビーになっています。
江戸時代末期に北前船を駆使し、「海の豪商」「海の百万石」と称された銭屋五兵衛を紹介するのが石川県銭屋五兵衛記念館。近世を代表する海運業者となった銭屋五兵衛は、晩年、河北潟干拓事業に着手しますが、死魚中毒事故にかこつけた反…
石川県立美術館は兼六園の西に隣接するのが石川県立美術館。兼六園の随心坂口を出れば目と鼻の先にあります。石川県の美術工芸の姿を紹介することを目的として設立された美術館で、国宝の色絵雉香炉をはじめ重要文化財も数多く収蔵し、所…
いしかわ四高記念公園の四高記念文化交流館に併設されるのが石川近代文学館。泉鏡花や室生犀星(むろおさいせい)など石川県出身やゆかりの作家、文学者たちの作品や資料を展示しています。明治24年に建てられた重厚な赤レンガの建物は…
日清戦争後に大日本帝国陸軍が、国土防衛強化のため全国に増強した6師団のひとつが金沢に司令部が置かれた第九師団。瀟洒な洋館は、明治31年に金沢城二の丸跡に、旧陸軍第九師団司令部庁舎として建築された木造2階建ての洋館。昭和4…
石川県庁舎石引分室は、国の登録有形文化財に指定された2棟の洋館からなっています。左手の建物が明治31年築の旧陸軍偕行社(旧陸軍の将校クラブ)。異なる勾配の屋根とバロック風の外観が、印象的な洋館で、設計したのは陸軍経理部。…
石川県の歴史と文化を紹介するミュージアムが石川県立歴史博物館。3棟の赤レンガ造りの建物は旧陸軍の兵器庫だったもので第1棟は大正3年6月、第2棟は大正2年8月、第3棟は明治42年8月に竣工。いずれも国の重要文化財。長さ90…
「加賀の平賀源内」、「加賀のダ・ヴィンチ」と称された大野弁吉が発明した品々を展示するのが北前船で栄えた大野にある石川県金沢港大野からくり記念館。幕末期、大野に住み、「からくり師」として知られた大野弁吉の世界を紹介する石川…
石川県の伝統工芸品を展示解説する県立の施設が石川県立伝統産業工芸館。九谷焼、輪島塗、加賀友禅、加賀蒔絵など、県内36の伝統工芸品を展示紹介しています。材料から制作工程までをビデオなど映像で紹介するコーナーも用意。ショップ…
金沢の酒造業、中村栄俊(なかむらえいしゅん)が収集した茶道美術を中心に、金沢の伝統工芸品を収蔵展示するのが金沢市立中村記念美術館。絵画、古九谷などの陶磁器、加賀蒔絵、加賀象嵌など所蔵品は幅広く、国の重要文化財5点、県指定…
中村記念美術館(本多公園)と石川県立美術館をつなぐ坂の散策路が「美術の小径」。その傍らを辰巳用水の分流が流れ落ちています。わずか3分ほどの散歩道ですが、県立美術館から中村記念美術館へは下りの坂道、逆に中村記念美術館からは…
金沢市の花街、にし茶屋街にあるのが金沢市西茶屋資料館。石川県出身の作家で大正8年に発表した『地上』がベストセラーとなった、島田清次郎が幼年期を過ごした「吉米楼」(よしよねろう)跡に建てられた資料館で、『地上』の舞台となっ…
詩人・小説家の室生犀星(むろおさいせい)は、明治22年8月1日、金沢市生まれ。平成14年に生誕地跡に開館したのが室生犀星記念館。有名な「ふるさとは遠きにありて思ふもの」(「小景異情 その二」)が掲載された『抒情小曲集』の…
前田利家の次男、前田利政を祖とする前田土佐守家(まえだとさのかみけ)が代々所蔵していた資料約9000点を収蔵展示するのが前田土佐守家資料館。武具や利家の正室まつの直筆書状などが展示されています。土佐守家は加賀藩の重臣とし…
1579(天正7)年創業の老舗「中屋薬舗」を移築し、江戸時代の商店(薬種商)を再現したのが金沢市老舗記念館。1階の「みせの間」は、当時の薬種商の店先を再現し、帳場や薬箪笥などが復元されています。2階には、金沢の伝統産業や…
加賀藩前田利家の重臣、野村伝兵衛信貞から12代続いた野村家は、代々奉行職を歴任した名家。武家屋敷跡野村家は、長町武家屋敷跡にあって、往時の武家屋敷が唯一公開されている場所です。庭園には、曲水や古木などが当時のまま残されて…
大野庄用水は、天正年間(1573年〜1591年)に完成した金沢でもっとも古い用水。前田利家の家臣・富永佐太郎が開削したと伝えられますが定かでありません。延長は約10.2kmで、灌漑、防火、融雪、物資運搬、防御などのために…