しものせき馬関まつり|下関

しものせき馬関まつり

2019年8月24日(土)〜8月25日(日)、山口県下関市で『しものせき馬関まつり』が開催されます。馬関(ばかん)とは下関の旧名。赤間関(あかまがせき)の「間」の字に「馬」の字をあてて馬関というわけです。下関駅前から唐戸地区までで夜市が開かれ、総勢5000人が平家総踊りでパレードします。

40万人が来場する山口県下最大の夏祭り

しものせき馬関まつり

昭和49年、下関青年会議所が町の活性化を目的に「歌と踊りとみんなの夜市」を開いたのが始まり。
昭和53年から『馬関まつり』となり、現在では山口県下最大の祭りとして発展しています。

メインの平家踊り(日曜に「平家踊総踊り大会」)は、二上がりの三味線と、高低2種類の勇壮な太鼓と空樽(からだる)からなる囃子(はやし)をバックに、七七調を基本とした口説き節の音頭のリードで「糸繰り式」で踊るもの。
平家一門供養のため踊られたのがルーツと伝わっています。

朝鮮通信使行列再現(土曜)は、室町時代から江戸時代にかけて17回を数えた朝鮮通信使の下関上陸(下関寄港は11回)を再現したもの。
朝鮮通信使は、江戸時代(12回)、釜山から海路、対馬に寄港。
それから馬関(下関)を経て瀬戸内海を東へ航海し、大坂(現・大阪)からは川御座船に乗り換えて淀川を遡航(そこう)し、淀から輿(三使)、馬(上・中官)と徒歩(下官)で行列を連ね、陸路を京を経て江戸に向かったのです。
下関では饗応料理でもてなしましたが、朝鮮通信使の下関での客館は、赤間神宮の前身である阿弥陀寺です。
ちなみに、「朝鮮通信使に関する記録ー17世紀~19世紀の日韓間の平和構築と文化交流の歴史」(日本側48件209点、韓国側63件124点)はユネスコの「世界の記憶」(世界記憶遺産)に登録されています。

しものせき馬関まつり
しものせき馬関まつり|下関
開催日時 2019年8月24日(土)〜8月25日(日)
所在地 山口県下関市
場所 市内一円
関連HP しものせき馬関まつり公式ホームページ
電車・バスで JR下関駅から徒歩5分
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 下関まつり合同会議事務局(下関市観光政策課内)TEL:083-231-1350/FAX:083-231-1853
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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