昭和30年代をテーマにした懐かしさが溢れる大分県豊後高田市にある「昭和の町」。九州を代表する昔まち「昭和の町」では、懐かしのボンネットバス「いすゞBx141」(1957年式)が市内観光に活躍。昭和の町周辺(所要15分ほどのミニコース/無料)、昭和の町⇔真玉海岸までの特別周遊(有料)の2コースがあります。
バスガイドは、「女性版綾小路きみまろ」の西佐知子さん
運転されるのは土・日曜、祝日が基本で(土曜日は運転のない日も)、昭和の町周辺のみの通常運行日は午前4便、午後5便、合計9便で利用しやすいバスです。
乗り場は、昭和ロマン蔵前。
昭和ロマン蔵内の案内所で乗車を受付し、各便定員は25名です(先着順)。
乗車希望の便がある場合は、早めの受付がおすすめです。
乗車するバスガイドは、「女性版綾小路きみまろ」としてその話術が人気の西佐知子さん。
この西さんの話を目的に乗車するというファンも多いのだとか。
ボンネットバス「いすゞBx141」(1957年式)は、昭和32年にいすゞが車台を製造、車体は北村製作所(新潟市)でつくられ、羽後交通に納車されています。
昭和44年に登録抹消後、秋田県大仙市内で保存され、穴だらけ、錆に覆われて見るも無惨だった車体を平成19年、福山自動車時計博物館(広島県福山市)が譲り受け、平成21年から豊後高田の昭和の町で走り始めています。
ボンネットバスを動かすために、部品などは専門の職人が手作りして補給し、福山自動車時計博物館で平成21年に再生されたという涙ぐましい努力の末に運行されているのです。
ウインカーなども往時のままに復元され、昭和の町を走っているとまさに昭和30年代にタイムスリップしたかのようです。
その風情ある光景、人情味あふれる町の人達、日本一、ボンネットバスが似合う町といえるかもしれません。
豊後高田昭和の町で、ボンネットバス「昭和ロマン号」運行中! | |
関連HP | 昭和の町・豊後高田市観光公式サイト |
問い合わせ | 豊後高田市商工観光課 TEL:0978-23-1860/FAX:0978-23-1870 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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