大井川鐵道で12系「ブルートレイン急行」運転開始!

ブルートレイン急行

大井川鐵道・大井川本線(金谷~川根温泉笹間渡)では2026年1月13日(火)から懐かしい12系客車を使った「ブルートレイン急行」の運転を開始します。「ブルートレイン急行」は2025年6月〜10月に運転され好評を博しましたが、新たに12系客車を使用し、ブルートレイン風塗装の電気機関車が牽引。

黒SLの運休期間中、同時刻に「ブルートレイン急行」を運転

ブルートレイン急行

「往年の客車列車を思わせる旅情豊かな列車」(大井川鐵道)ということで、乗り鉄だけでなく、撮り鉄、そして旅行好きの注目を集めることになるでしょう。
急行ということで、途中の停車駅は新金谷駅、家山駅のみとなります。

編成は

  • ブルートレイン風電気機関車 + 12系客車 + 従来型電気機関車
  • 従来型電気機関車 + 12系客車 + 従来型電気機関車
  • ブルートレイン風電気機関車 + 旧型客車 + 従来型電気機関車

のいずれかで、必ずしもブルートレイン風塗装の電気機関車が牽引するわけでなないということに。
また「昭和後期製の12系客車と昭和初期製の旧型客車が日替わりで登場。電気機関車が客車を牽く、しっとりとした昭和の旅情を味わえます」(大井川鐵道)とのこと。

ブルートレイン急行「すまた1号」(金谷駅10:00発)、「すまた2号」(川根温泉笹間渡駅11:00発)、「かわかぜ1号」(金谷駅12:00発)、「かわかぜ2号」(川根温泉笹間渡駅13:17発、終着は新金谷駅)、「奥大井1号」(金谷駅15:00発)、「奥大井2号」」(川根温泉笹間渡駅16:04発、終着は新金谷駅)、さらに新金谷駅発14:45・金谷駅着14:50の各駅停車で運転。

急行なので、乗車区間の運賃+SL・EL急行料金(大人1500円、小人750円)が必要で、金谷→川根温泉笹間渡なら2420円(運賃920円+急行料金1500円)です。

全車指定席で運転し、2025年12月19日 (金) 12:00〜大井川鐵道公式サイトで予約受付を開始。
「大井川本線フリーきっぷ」で乗車の際は、空席に乗車が可能。

なお、SL急行「南アルプス号」、SL急行「かわね路号」を牽引している蒸気機関車C10形8号機の車両改造を実施するため、2026年1月13日(火)から当面の間、「黒いSL」の運転を休止。
再開時期は未定で、全線復旧(2029年春頃)までの運転再開を目指しているとのこと。

つまり、黒SLの運休期間中は、同じ時刻に「ブルートレイン急行」を運転。

大井川鐵道で12系「ブルートレイン急行」運転開始!
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「SL北びわこ号」で活躍の12系客車が大井川鐵道へ!

JR西日本と大井川鐵道は、2025年7月18日(金)、JR西日本が保有している国鉄時代に製造された急行形客車の12系客車5両を動態車両として大井川鐵道株式会社に譲渡すると発表。「SL北びわこ号」としても活躍した車両で、人気の12系が大井川鐵

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