唐川湿原(唐川のカキツバタ群落)
鳥取県岩美郡岩美町唐川にある低層湿原が唐川湿原。標高370m〜400m内外の東西230m、南北800mに広がり、大沢池や流れる小川に沿って低層湿原が発達しています。100種類の湿原植物が自生していますが、下流側の0.6h…
鳥取県岩美郡岩美町唐川にある低層湿原が唐川湿原。標高370m〜400m内外の東西230m、南北800mに広がり、大沢池や流れる小川に沿って低層湿原が発達しています。100種類の湿原植物が自生していますが、下流側の0.6h…
愛知県田原市日出町、伊良湖岬(いらごみさき)、日出の石門入口の日出園地にある歌碑が椰子の実記念碑・歌碑(大中寅二の歌碑)。島崎藤村の叙情詩「名も知らぬ遠き島より流れよる椰子の実ひとつ」で、 昭和11年、大中寅二によって作…
愛知県刈谷市井ヶ谷町にある広さ2haの農業用溜池が小堤西池。刈谷市から知多半島にかけての丘陵地帯は溜池の集中する場所ですが、小堤西池はカキツバタが自生し、「小堤西池のカキツバタ群落」として国の天然記念物に指定。さらに「日…
高知県高知市、全国的にも有名な観光名所はりまや橋の横、はりまや交差点にある、とさでん交通の電停がはりまや橋停留場。高知駅から南北に走るはりまや通りと、 それに直交する国道との交差点ですが、全国的にも唯一という路…
愛媛県松山市にある伊予鉄道の郊外線・高浜線(高浜駅〜松山市駅)の駅が大手町駅、そして高浜線と直角に平面交差(ダイヤモンドクロス)する路面電車の大手町線(古町駅〜西堀端停留場)の電停が大手町駅前停留場で、日本でもこれほど見…
広島県呉市両城にある大正時代末期〜昭和初期に丘陵地の宅地開発で誕生した異色の住宅群が両城の階段住宅。戦前は、日本一の海軍工廠(かいぐんこうしょう/工廠=軍需工場)の街と発展。海軍関係者の住宅需要を前提に、急傾斜地が宅地化…
広島県呉市、広島湾の東側入口、瀬戸内海のほぼ中央に位置する呉港にある中央桟橋は、江田島、松山、広島と結ぶフェリーや高速船が発着。JR呉駅から自由通路でアクセスできる立地で、呉中央桟橋ターミナルとなる建物は、青銅色のドーム…
広島県呉市宝町にある大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)の隣にあるのどかな臨海公園が大和波止場(やまとはとば)。広々とした甲板広場は、戦艦「大和」の前甲板をイメージしたもの。戦艦「大和」を建造した造船所、海上自衛隊の護…
広島県呉市川尻町、野呂山(839.1m/膳棚山)の山腹標高400~700mの谷間にある流紋岩の岩塊(岩海)が、野呂山の岩海(のろさんのがんかい)。「よこごうろ」、「たてごうろ」、「桜が谷岩海」と呼ばれるの3つの岩塊(岩海…
広島県三原市久井町吉田、宇根山(標高698.5m)の南東麓、吉田大池近くにある花崗岩の岩塊(岩海)が久井の岩海(くいのがんかい)。緩やかな起伏の谷筋4条に沿って、花崗閃緑岩(かこうせんりょくがん= granodiorit…
広島県府中市上下町の南西、標高400m〜450mの渓谷の底に広がる矢野の岩海(やののがんかい)。これは尾根にあった花崗岩の岩盤が谷底に崩落、長い間の風化によってそれが礫化し、やがて数万の巨岩礫が谷を埋め尽くすように広がっ…
広島県竹原市にある酒蔵が竹鶴酒造。古くから浜主(塩田を営んでいた)で、副業として酒造を営なんだ小笹屋(おざさや)が始まりで、小笹屋酒の資料館を併設(開館日は限定されています)。ニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝の生家にも…
広島県庄原市東城町、帝釈峡(たいしゃくきょう)の上帝釈峡エリアにある天然の橋が雄橋(おんばし)。帝釈川の渓流の浸食作用で、高さ40mの巨大な石灰岩の岩盤の下部が長い年月をかけて貫通した石灰岩の洞門(国の天延記念物)。探勝…
広島県福山市北吉津町の寺町を流れる水路が御手洗川(みたらいがわ)。福山城の築城に際し鬼門守護の目的で創建された観音寺などの寺町群の門前の道路脇を流れる水路で、現存する小さな石組の扉門は、福山城下・寺町で利用する上水の重要…
奈良県奈良市にある平安時代編纂の『延喜式神名帳』に記載される古社が氷室神社(ひむろじんじゃ)。平城京遷都後の和銅3年(710年)、春日野に築かれた氷室がルーツという古社で、奈良に都がある時代には宮中に氷を献上していました…
兵庫県神戸市兵庫区氷室町に鎮座する古社、氷室神社。『日本書紀』仁徳天皇62年の夏の条に額田大中彦皇子(ぬかたのおおなかつひこのみこ)が闘鶏野(つげの)で氷室を発見したと記され、氷室神社境内の氷室旧跡だと推測されています。…
兵庫県赤穂市、JR播州赤穂駅(ばんしゅうあこうえき)から赤穂城に向かう駅前通りの途中、赤穂駅南交差点(五差路)あるのが赤穂藩上水道モニュメント。江戸時代の初期に掘削された赤穂水道の遺構で、神田上水、福山上水と並んで日本三…
兵庫県宝塚市小浜(こはま)にある高さ1m30cmの仏頭が首地蔵。馬街道沿いの高台に安置される頭部だけの地蔵尊ですが、武庫川の上流から洪水の際に流れてきたとも、小浜がまだ入江だった時代に漁師が見つけたとも、伊丹の領主が夢告…