横浜媽祖廟
航海安全の守護神として知られる道教の女神、媽祖(まそ)。「玉皇大帝」「天公」ともいわれ、中国の民間信仰では最高神にされているほどです。あらゆる神・仙人を統御し、人間の行為を算定して運命を決定すると信じられてきた媽祖を祀る…
航海安全の守護神として知られる道教の女神、媽祖(まそ)。「玉皇大帝」「天公」ともいわれ、中国の民間信仰では最高神にされているほどです。あらゆる神・仙人を統御し、人間の行為を算定して運命を決定すると信じられてきた媽祖を祀る…
媽祖(まそ)は航海の安全や漁業、健康、縁結びにご利益があるといわれる中国の女神(もっとも地位の高い神)。その誕生日である旧暦3月23日(5月上旬=新暦に直しての開催ですので年によって開催日が異なりますので、事前にご確認を…
伊香保神社は、伊香保温泉街を見下ろす石段街の最上部に建ち、温泉街の鎮守社。天長2年(825年)の創建と伝えられる古社で、富岡の貫前神社(一之宮)、赤城の赤城神社(二之宮)とともに上野(かみつけ)国三之宮として、伊香保温泉…
榛名山(はるなさん)の南西麓、標高880mほどのところに位置する古社が榛名神社。社伝によれば創建は6世紀後半、用明天皇元年(586年)と伝えられ、神仏習合の中世には満行権現(まんぎようごんげん)を祀っていました。明治の神…
群馬県館林市にある『分福茶釜』ゆかりの寺として有名な曹洞宗の寺、茂林寺(もりんじ)。応永33年(1426年)、大林正通(だいりんしょうつう)が創建したと伝わります。本尊は釈迦牟尼仏。寺の北には県指定の天然記念物である茂林…
東京都品川区南品川にある江戸三十三箇所観音霊場の第31番が品川寺(ほんせんじ)。寺伝では大同年間(806年〜810年)に空海(弘法大師)開山という古刹です(ただし空海が東国に布教に来たという裏付けはありません)。長禄元年…
北条氏最後の執権・北条高時(ほうじょう たかとき)が葛西ケ谷の東勝寺で自害した後、北条一族の霊を弔うため、建武2年(1335年)、鎌倉幕府を滅ぼした足利尊氏(発願は後醍醐天皇)によって建立されたのが宝戒寺(ほうかいじ)。…
群馬県太田市にある生品神社(いくしなじんじゃ)は、平安時代に編集された『延喜式上野国神名帳』に「新田郡従三位生階明神」と記された古社で、国指定「新田荘遺跡」のひとつ。主祭神は大穴牟遅神(大国主命)。新田義貞(にったよしさ…
大阪市天王寺区にある古社で、創建については定かでありませんが、天慶5年(942年)に菅原道真を合祀して天満宮となっています。菅原道真が大宰府に流されるとき、この地で、風待ちをしたという伝承があります。慶長20年(1615…
鎌倉、扇ガ谷(おうぎがやつ)にある真言宗泉涌寺派の寺、浄光明寺。源頼朝の天下統一を助けた文覚上人が、頼朝の命により建立した草庵がルーツと伝わりますが定かでありません。寺伝によれば、建長3年(1251年)、鎌倉幕府6代執権…
弘仁9年(818年)頃、空海が諸国遍歴の際に、夢告により不動明王を彫りお堂を建てたという伝承がある(ただし空海の東国布教は伝承の域を脱しない)古刹が鎌倉市今泉にある称名寺(しょうみょうじ)。本尊は阿弥陀如来で、今泉不動と…
日蓮が清澄寺を出て鎌倉を目ざし、建長5年(1253年)に開いた松葉ヶ谷(まつばがやつ)草庵跡と伝えられる寺が安国論寺。文応元年(1260年)、この地で日蓮は『立正安国論』(りっしょうあんこくろん)を執筆したと伝えられ、境…
秋葉総本殿可睡斎、法多山尊永寺とともに遠州三山(えんしゅうさんざん)のひとつで目の霊山として有名なのが袋井市にある油山寺(ゆさんじ)。正式名は醫王山薬王院油山寺(いおうざんやくおういんゆさんじ)。寺伝によれば大宝元年(7…
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」のうち、吉野山から大峯山を経て熊野本宮大社に至る80kmの「大峯奥駈道」(おおみねおくがけみち)の中心的存在が大峯山寺(おおみねさんじ)。山上ヶ岳(1719.2m)の山頂近くに建っていま…
長野県駒ヶ根市の駒ヶ根高原にある天台宗の別格本山の寺、光前寺(こうぜんじ)。天台宗信濃五山(戸隠山の顕光寺・善光寺・更科八幡神宮寺・津金寺・光前寺)のひとつに数えられた名刹で、霊犬早太郎の説話と、国の名勝に指定される庭園…
寺伝によれば、大宝元年(701年)、文武天皇(もんむてんのう)の勅願で建立されたいう和歌山県日高川町の古刹が道成寺(どうじょうじ)。能、歌舞伎、浄瑠璃で有名な『安珍・清姫伝説』(あんちんきよひめでんせつ)で知られる天台宗…
城崎温泉(きのさきおんせん)開湯にまつわる歴史を秘める古刹。寺伝によれば天平10年(738年)、城崎温泉の開祖・道智上人の開基です。温泉街の西にそびえる大師山(標高231m)にあり、山麓に薬師堂、山腹に本堂、山上に奥の院…
「雲洞庵の土踏んだか、関興寺(かんこうじ)の味噌なめたか」という2つの禅寺の福徳で有名な、南魚沼市の臨済宗円覚寺派の寺が関興寺。応永17年(1410年)、覚翁祖伝(かくおうそでん)が、普覚円光(ふかくえんこう)禅師を招い…