真野宮
後鳥羽上皇が執権・北条義時と対峙し、鎌倉幕府倒幕の狼煙(のろし)を上げた承久の乱(じょうきゅうのらん)。倒幕に失敗し佐渡に流罪となった後鳥羽天皇の第三皇子・順徳上皇は、24歳の若さで佐渡に流され、46歳で崩御するまでの2…
15新潟県後鳥羽上皇が執権・北条義時と対峙し、鎌倉幕府倒幕の狼煙(のろし)を上げた承久の乱(じょうきゅうのらん)。倒幕に失敗し佐渡に流罪となった後鳥羽天皇の第三皇子・順徳上皇は、24歳の若さで佐渡に流され、46歳で崩御するまでの2…
15新潟県大同3年(808年)、京から布教に訪れた僧・賢法が建立したと伝えられる佐渡市新穂(にいぼ)地区にある真言宗豊山派の古刹、清水寺(せいすいじ)。京の清水寺を模したことが名の由来。観音堂の「救世殿」(ぐぜでん)の姿はまさに清…
15新潟県佐渡市小木にあり、正嘉2年(1258年)創建と伝わる曹洞宗の古刹、海潮寺。山号は梵音山。南宋から来日し、鎌倉・建長寺の開山となった高僧・蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)の高弟・日山祖春が、当地に草庵を開いたのが始まりという…
26京都府二条城南にある神泉苑は、平安京選定と同時に計画され、平安京大内裏に接して築かれた禁苑(一般の人は入れない天皇家の庭)。現在では聖観音・不動明王・弘法大師を本尊とする東寺真言宗の寺になっています。かつての大内裏南に位置し、…
14神奈川県宇賀福神が、源頼朝の夢枕に立ち、佐助ヶ谷に湧く霊水で神を祀れば、天下太平に治まるというお告げを受けて建立された神社が銭洗弁天と通称される銭洗弁財天宇賀福神社。もとは国家鎮護のために造営されたわけなのですが、今では金運上昇…
26京都府応永22年(1415年)、日隆聖人によって創建された法華宗本門流の本山が本能寺。天正10年6月2日(1582年6月21日)、明智光秀が主君である織田信長を裏切り、信長が自刃した「本能寺の変」で広く知られています。本能寺の…
43熊本県明治4年、神仏分離が行なわれた際に熊本城内に創建された神社が加藤神社(当時は錦山神社と称していました)。熊本城内に陸軍の熊本鎮台が置かれるということで城外の新堀町(現在の在京町)に移転しましたが、昭和37年に再び城内の本…
32島根県島根県内では出雲大社に次いで参拝者が多いのが津和野町の太皷谷稲成神社(たいこだにいなりじんじゃ)。参道から社殿までの約250m、1000本もの赤い鳥居のトンネルが、まるで山を登るように連なって見えるので、最近ではフォトジ…
29奈良県奈良市にある不退寺(ふたいじ)は、『大和國金龍山不退寺縁起』によれば、承和14年(847年)、平城天皇(へいぜいてんのう)が退位後暮らした「萱の御所」に、孫の在原業平(ありわらのなりひら)が自ら刻んだ仏像を安置し、「不退…
26京都府京都・大原野、大原野神社向いにある天台宗の古刹が十輪寺で、本尊は延命地蔵菩薩。六歌仙のひとり在原業平(ありわらのなりひら)が晩年に隠棲(いんせい)した地と伝わり、業平寺(なりひらでら)とも、文徳天皇の御妃・染殿皇后(そめ…
27大阪府大宝元年(701年)、役小角(えんのおづぬ)によって開かれ、大同3年(808年)、空海(弘法大師)が再興したと伝えられる河内長野市にある古刹が観心寺(かんしんじ)。後醍醐天皇から庇護を受け、建武新政直後の建武元年(133…
01北海道英国聖公会の宣教師ウォルター・デニング(Walter Dening)が明治7年に函館に上陸し、舟見町に家を借り伝道を開始しました。これが函館聖公会の始まりで、北海道の聖公会では最も古い歴史をもつ教会。現在の聖堂は昭和54…
01北海道安政6年(1859年)、箱館(現・函館市)にやってきたフランスの宣教師メルメ・デ・カッション(Mermet de Cashon)が文久元年(1861年)に創建したローマカトリック教会がカトリック元町教会。建物は度重なる火…
01北海道明治31年、フランスのウプシー修道院から派遣された8人の修道女によって創立された、厳律シトー会の女子修道院が、函館市郊外にある天使の聖母トラピスチヌ修道院。トラピスチヌ修道院と通称され、マダレナ(ケーキ)やクッキーが有名…
27大阪府7世紀後半、百済(くだら)の16代・辰斯王(4世紀末)の王子で日本に帰化した辰孫王の子孫、葛井連広成(ふじいのむらじひろなり=白猪史広成・しらいのふひとひろなり) が当時の天皇の仏教興降政策に協力して創建と伝えられる古刹…
12千葉県千葉県成田市にある宗吾霊堂(そうごれいどう)は、正式名は鳴鐘山東勝寺で真言宗豊山派の寺。寺伝によれば桓武天皇の勅命により、坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が房総平定の際に創建したという古刹です。寺地は火災などで変遷…
20長野県長野県小布施町(おぶせまち)にある文明4年(1472年)開基の曹洞宗の古刹が岩松院(がんしょういん)。本堂の天井に描かれた『八方睨大鳳凰図』(はっぽうにらみほうおうず)は、北斎晩年に描いた実に21畳という大きさの大作。北…
44大分県大分県中津市の耶馬渓(やばけい)のなか、標高250mの羅漢山中腹に位置する、全国羅漢寺の本山といわれる古刹が羅漢寺(らかんじ)。山号は耆闍崛山(ぎしゃくつせん)、本尊は舎利塔に納められた仏舎利(ぶっしゃり)です。羅漢とは…