浄見寺
時代劇の『大岡越前』で知られる大岡忠相(おおおかただすけ)は、曽祖父・大岡忠正の時代に、秀吉による徳川家康の江戸入封の際、家康に従い三河から関東に入り、翌天正19年(1591年)5月、相模国高座郡堤村(現・茅ヶ崎市堤町)…
時代劇の『大岡越前』で知られる大岡忠相(おおおかただすけ)は、曽祖父・大岡忠正の時代に、秀吉による徳川家康の江戸入封の際、家康に従い三河から関東に入り、翌天正19年(1591年)5月、相模国高座郡堤村(現・茅ヶ崎市堤町)…
元和元年(1615年)に「寛永の三筆」の一人で陶芸家でもある本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)が徳川家康から拝領した地に草庵を結び、法華題目堂を建てたのが起こり。光悦はこの地に一族と移り住み、工匠を集めて「芸術の里」ともいえ…
臨済宗建長寺派の寺で、鎌倉五山(建長寺、円覚寺、寿福寺、浄智寺、浄妙寺)の第五位が浄妙寺。正式名は稲荷山浄妙廣利禅寺。文治4年(1188年)、源頼朝の忠臣として知られる足利義兼(あしかがよしかね)が栄西門下の退耕行勇(た…
成田山新勝寺の本堂から徒歩5分ほどの裏山に広がる新勝寺の大庭園が成田山公園。約16万5000平方メートルにもおよぶ敷地には、放生(ほうじょう=捕らえた魚や鳥を放す)の場を表わす龍智、竜樹、文殊の3つの池が点在、池畔には浮…
高幡山金剛寺(高幡不動尊)、雨降山大山寺(大山不動尊)と並び、関東三大不動に数えられるのが成田山新勝寺。真言宗智山派の大本山で、開山は天慶3年(940年)。新皇を名乗り反乱軍を起こした平将門(たいらのまさかど)の乱を平定…
大山ケーブルの中間駅「大山寺駅」にある大山不動尊(雨降山大山寺)は、成田山新勝寺、高幡不動尊金剛寺と並んで関東三大不動のひとつに数えられる真言宗大覚寺派の大本山。天平勝宝7年(755年)開山の古刹で、神仏習合時代から真言…
真言宗智山派別格本山、成田山新勝寺、雨降山大山寺(大山不動尊)と並び関東三大不動のひとつで、正式名は高幡山明王院金剛寺。一説には、奈良時代、僧・行基による開基とも伝わりますが、寺伝では清和天皇の勅願により平安時代初期、円…
標高200mの武山の山頂の一角にある武山不動。浄土宗の寺で、正式名称は龍塚山(りゅうちょうざん)不動院持経寺。江戸時代には浦賀水道を通る船の目印にもなり、地元の漁師はこの山がどこに見えるかで漁場の位置を確認したことから「…
兵庫県宝塚市にある清荒神清澄寺(きよしこうじんせいちょうじ)は、寛平8年(896年)、宇多天皇の勅願によって建てられたとされる真言三宝宗の大本山。開山当初は現在の北東の山腹にありましたが、数々の兵乱で焼け落ち、現在地に再…
建久9年(1199年)12月27日、源頼朝は、御家人・稲毛重成(いなげしげなり)が亡妻の供養のために相模川に架けた橋の落成供養の帰途、落馬したことが原因で没しています。頼朝は鎌倉の持仏堂(後の法華堂)に葬られましたが、明…
四谷寺町にある身延山久遠寺の末寺が日蓮宗の寺、妙典山戒行寺。文禄4年(1595年)に麹町に建立し、寛永11年(1634年)に江戸城外堀工事のため四谷に移転しました。旗本直参の宮重作兵衛の尽力で移転し、妙典山という山号は、…
鎌倉幕府3代将軍・源実朝は、建保7年(1219年)1月27日、右大臣任官の祝賀が行なわれた鶴岡八幡宮参拝の帰り道、境内で甥(おい)の公暁に暗殺されてしまいます。神奈川県秦野市(はだのし)にある金剛寺は、鶴岡八幡宮境内で暗…
鎌倉幕府を開いた源頼朝が創建した由緒ある古社が鶴岡八幡宮。もとは康平6年(1063年)、相模守となった源頼義が、材木座に京の石清水八幡宮を勧進したのが始まり。その後、鎌倉に居を構えた頼朝が治承4年(1180年)10月12…
源頼朝が没した翌年の正治2年(1200年)、北条政子の発願で伽藍を建立、栄西が開山した名刹、寿福寺。鎌倉五山第三位で臨済宗建長寺派の寺。寺が建つ場所は頼朝の父、源義朝(みなもとのよしとも)の居館があった場所。頼朝が鎌倉入…
錦市場の東端で、新京極通との交差点にあたるのが、錦天満宮。社伝では、長保5年(1003年)に菅原道真の邸宅「菅原院」の旧殿を源融(みなもとのとおる)の邸宅「六条河原院」跡地に移し、歓喜寺としましたが、その際に道真の霊を祀…
東京都文京区大塚5丁目にある真言宗豊山派の大本山が護国寺。正式名は神齢山悉地院大聖護国寺。天和元年(1681年)、5代将軍・徳川綱吉は江戸城三の丸に暮らす生母、桂昌院(3代将軍・徳川家光の側室)の願いから、桂昌院の祈願寺…
天正9年(1581年)創建の浄土宗の寺で、庄内藩主・酒井家の菩提寺が鶴岡市にある大督寺。庄内藩農民の義民一揆「天保義民事件」を題材にした藤沢周平初の長編歴史小説『義民が駆ける』に登場しています。鶴岡公園(鶴岡城)から徒歩…
東京都文京区小石川の高台にある寺で、正式名は無量山傳通院寿経寺(むりょうざんでんづういんじゅきょうじ)ですが、一般に小石川の伝通院(でんづういん)と呼ばれています。伝通院という寺の院号は、徳川家康の生母・於大の方の法名「…