大徳寺・聚光院
京都府京都市北区紫野(むらさきの)、臨済宗大徳寺派の大本山・大徳寺の塔頭(たっちゅう)が聚光院(じゅこういん)。千利休が開祖・笑嶺宗訢(しょうれいそうきん)のもとに参禅したことから千利休の墓をはじめ、三千家(表千家・裏千…
京都府京都市北区紫野(むらさきの)、臨済宗大徳寺派の大本山・大徳寺の塔頭(たっちゅう)が聚光院(じゅこういん)。千利休が開祖・笑嶺宗訢(しょうれいそうきん)のもとに参禅したことから千利休の墓をはじめ、三千家(表千家・裏千…
岡山県高梁市の紺屋川美観地区に建つ日本基督教団の教会堂が高梁基督教会堂。清楚な雰囲気をたたえるバルコニーをもつ下見板張りの擬洋風建築は、明治22年に建てられたもの。現存する教会堂では岡山県最古のもので、岡山県の重要文化財…
滋賀県長浜市西浅井町、かつて琵琶湖の舟運で栄えた、琵琶湖の北岸・菅浦の高台に鎮座する古社が須賀神社(すがじんじゃ)。天平宝字3年(764年)、淳仁天皇が営んだ離宮・保良宮(ほらのみや)として創始されたともいわれ、神社の裏…
滋賀県甲賀市信楽町(しがらきちょう)にそびえる飯道山(標高664.2m)の山上にある奈良時代創建の古社、飯道神社(はんどうじんじゃ)。古来から山岳信仰の対象となった山で、近世までは、飯道権現が祀られていました。山頂からは…
滋賀県長浜市の天吉寺山(917.8m)の山上にある古刹、大吉寺(だいきちじ)。平安時代前期、豪族・浅井(あざい)氏が比叡山の僧・安然(あんねん)との協力で開いたと伝えられる天台宗の霊場。天台密教の盛んな時代には伊吹の弥高…
滋賀県甲賀市甲南町にある古社が新宮神社(しんぐうじんじゃ)。伊弉冉命(いざなみのみこと/熊野熊野大社)を主祭神とする一之宮、速玉之男命(はやたまのをみこと/常陸鹿島大社)を祀る二之宮、天之忍穂耳命(あめのおしほみみのみこ…
滋賀県近江八幡市、豊臣秀次が築いた八幡山城本丸跡(八幡山山頂)にある日蓮宗の寺が瑞龍寺(村雲御所)。豊臣秀次の母(秀吉の姉)、瑞龍院日秀尼が高野山で自刃した秀次のために京・西陣に開山した豊臣秀次の菩提寺。京都の西陣から昭…
滋賀県東近江市石塔町にある天台宗の古刹、石塔寺(いしどうじ)。湖東に多い聖徳太子の創建と伝わる寺のひとつ。境内には3万基ともいわれる石仏や石塔が並び独特の雰囲気を醸し出しています。高さ7.5mの巨大な三重石塔(阿育王塔・…
滋賀県甲賀市水口町にある天台宗の寺が大岡寺(だいこうじ)。白鳳14年(686年)、行基が諸国行脚を行なった際に、大岡山の頂に千手観音立像を安置したのが始まりと伝えられる古刹です。本尊の千手観音立像は、岡観音と呼ばれ、厄除…
滋賀県長浜市木之本町、湖北・木之本の高時川の渓流沿いにある鎌倉時代創建の真言宗の寺が医王寺。本尊の十一面観音像は楠(くすのき)の一木造りで、国の重要文化財に指定。この仏像、 明治20年、医王寺の僧・栄観が長浜の古物商「鍋…
琵琶湖の最北岸、滋賀県長浜市西浅井町にある社が塩津神社(鹽津神社)。平安時代に編纂された『延喜式神名帳』に記載の古社で、奥琵琶湖の重要な湊だった塩田湊に鎮座しています。塩田湊は北陸と大津・京を結ぶ琵琶湖舟運の要衝で、海津…
滋賀県長浜市木之本町田居にある黒田家の菩提寺と伝わる寺が樹徳寺。かっては近江国伊香郡黒田村(現・長浜市木之本町黒田)にありましたが、明治11年に黒田から田居集落に移転しています。黒田官兵衛(黒田孝高)の衣冠束帯姿といわれ…
滋賀県米原市の太尾山西麓に建つ曹洞宗の寺、青岸寺(せいがんじ)。延文年間(1356年〜1381年)に近江守護・佐々木道誉(ささきどうよ)が開いた寺(創建当初は米泉寺)。美しい築山林泉式枯山水庭園「青岸寺庭園」は国の名勝。…
滋賀県長浜市にある臨済宗大徳寺派の寺で、小堀遠州(こぼりえんしゅう=小堀政一)の菩提寺が近江孤篷庵(おうみこほうあん)。小堀遠州の菩提を弔うために、小室城主で息子の小堀正之が大徳寺から僧・円恵を招いて開山した寺。遠州が大…
滋賀県東近江市五個荘石馬寺町にある臨済宗妙心寺派の古刹、石馬寺(いしばじ)。聖徳太子が馬を木に繋いで、繖山(きぬがきやま=観音寺山・標高432.7m)に登った際、馬が石に変わっていたことが寺の名の由来といい、聖徳太子の創…
滋賀県甲賀市水口町にある臨済宗妙心寺派の寺、大池寺(だいちじ)。寺伝によれば、天平年間(729~784年)に全国行脚の行基が日照りに悩む農民のため、灌漑用の4つの大きなため池「心字の池」を造り、そのほぼ中央に本堂を建てた…
湖北の「観音の里」と呼ばれる滋賀県長浜市木之本町にある眼病に霊験あらたかとして信仰をあつめる時宗の寺、木之本地蔵院。寺の名は浄信寺ですが、地蔵信仰を背景に、木之本地蔵院として有名。賤ヶ岳の戦いで、羽柴秀吉が本陣を敷き、そ…
湖北の「観音の里」と呼ばれる滋賀県長浜市木之本町黒田にあるお堂が、黒田安念寺。地元、黒田の里では「いも観音」の名で知られる小さなお堂です。かつては七堂伽藍を誇った天台宗の寺で、織田信長軍の兵火、賤ヶ岳合戦の兵火で寺は焼失…