京都ゑびす神社
「京のゑべっさん」として京都の人々から親しまれている古社が京都市東山区に鎮座する京都ゑびす神社(登録名称は恵美須神社)。鎌倉時代初期の建仁2年(1202年)、建仁寺創建の際に鎮守杜として建立されたもので、今宮戎神社(大阪…
「京のゑべっさん」として京都の人々から親しまれている古社が京都市東山区に鎮座する京都ゑびす神社(登録名称は恵美須神社)。鎌倉時代初期の建仁2年(1202年)、建仁寺創建の際に鎮守杜として建立されたもので、今宮戎神社(大阪…
勝道上人が開山し、空海も入山したと伝わる日光山。山岳崇拝、修験道、日本古来の神道などが結びついて神仏習合の霊山として発展します。天長6年〜天長10年(829年〜833年)頃、円仁(慈覚大師)が日光山(当時の寺号は満願寺)…
勝道上人によって開山した日光ですが、空海に続いて天長6年〜天長10年(829年~833年)、円仁(慈覚大師)が入山。その影響を受けて創建したのが日光山輪王寺・常行堂(じょうぎょうどう)。現存する常行堂は、慶安2年(164…
日光二荒山神社とその別宮・滝尾神社を結ぶ峠越えの日光史跡探勝路途中、峠部分に建つのが日光山輪王寺・行者堂。明治4年の神仏分離令で、日光山輪王寺、日光二荒山神社、日光東照宮に分けられるまでは日光山は修験の地としても繁栄。山…
日光山輪王寺の旧本坊は、明治4年5月13日に焼失していますが、その表門だったのが日光表参道に面して建つ本坊表門(黒門)。黒漆塗りのため、黒門と通称されています。皇族を日光山の門主(輪王寺宮)と仰ぐ門跡寺院の格式を示す門で…
日光史跡探勝路(滝尾神社コース)の終点、白糸の滝脇に鎮座するのが滝尾神社(たきのおじんじゃ)。二荒山神社の別宮で、二荒山神社の主祭神、大己貴命(おおなむちのみこと)の妃神(きさきがみ)で女峰山の女神・田心姫命(たごりひめ…
鳥居はもともとは木造だった推測され、現存する歴史ある鳥居の多くは木造(近世以降は石造なども)。日本三大木造鳥居に数えられるのは氣比神宮・大鳥居(福井県敦賀市)、春日大社・一之鳥居(奈良県奈良市)、厳島神社・大鳥居(広島県…
福井県敦賀市にある越前国一之宮の氣比神宮(けひじんぐう)。大鳥居は南北朝時代の康永2年(1343年)の暴風で倒壊していたものを、江戸時代初期の正保2年(1645年)、佐渡から調達した榁(むろ)の木で再建したと伝えられてい…
春日大社の社前、三条通に面して立つのが一之鳥居。かつては春日大社と興福寺旧境内との境に立っていました。平安時代の承和3年(836年)に創建されたと伝わる鳥居で、現存する鳥居は寛永11年(1638年)の再建。高さ6.75m…
鳥居の材質はもともとは木だったのですが、中世から北九州や瀬戸内海の花崗岩を海路運んで鳥居にするという石鳥居が建立されるようになりました。運搬に財力がかかることから、奉納者の権力を示すことができるこの石鳥居、日本三大石鳥居…
明治初年の神仏分離まで、祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)の守護神・牛頭天王(ごずてんのう=神仏習合の神)を祀り、祇園感神院、あるいは祇園社と呼ばれていたのが八坂神社。現在、本殿、舞殿、南楼門が南北に並んでいますが、その南に位…
古都・鎌倉の都市計画は、源頼朝が鎌倉入りした直後の治承4年10月12日(1180年11月1日)、鶴岡八幡宮を現在地に遷し、海岸から八幡宮への参道となる若宮大路を開いたのが始まり。その若宮大路には海岸から一の鳥居、二の鳥居…
宮島の朱丹の大鳥居(重要文化財)、四天王寺の石の鳥居(重要文化財)と並んで「日本三大鳥居」に数えられるのが吉野山金峯山寺(きんぷせんじ)の銅の鳥居(かねのとりい)。銅製で、高さ7.5m。こちらも国の重要文化財。鋳銅製の円…
天下統一を目前とした織田信長が、NHK大河ドラマ第59作『麒麟がくる』の主人公となった明智光秀の謀反により夢半ばにして自刃した寺が本能寺。往時の本能寺は「本能寺の変」で焼失し、現在の本能寺は豊臣秀吉によって移転、再建され…
明治初年の神仏分離まで、日光全山が日光山の霊場で、その歴史を紹介するミュージアムが日光山輪王寺の輪王寺宝物殿。日光山の歴史を物語る歴史的美術的価値の高い資料を保存研究公開する施設です。年間6回、約50点ずつ展示替えを行な…
栃木県日光市、日光山内の北辺、日光史跡探勝路(滝尾神社コース/滝尾道)沿いにあるのが日光山輪王寺・開山堂。弘仁8年(817年)に遷化(せんげ=高僧の死去)した日光開山の祖・勝道上人(しょうどうしょうにん)を茶毘にしたのが…
世界文化遺産「日光の社寺」の構成資産で、二社一寺のひとつ、日光東照宮の有料エリアの入口が表門。門下の券売所で拝観券を購入し、表門から入退場します。自然の地形を生かして門の手前は階段。元和3年(1636年)、徳川家光の寛永…
日光東照宮参道途中、五重塔近くにあるのが石鳥居(一の鳥居)。日光東照宮創建(徳川家康日光改葬)の翌年、元和4年4月17日(1618年6月9日)の造営の明神鳥居。高さ9.2m、柱間6.7m、柱の直径(太さ)3.6mの石鳥居…