井戸寺(四国八十八ヶ所霊場第17番札所)
徳島市にある井戸寺は、四国八十八ヶ所霊場第17番札所で16番の観音寺から徒歩45分。天武天皇の勅願所・瑠璃山妙照寺として白鳳2年(674年)に創建されたという古刹。往時には八町四方の広大な寺域と12坊を有する大寺でした。…
徳島市にある井戸寺は、四国八十八ヶ所霊場第17番札所で16番の観音寺から徒歩45分。天武天皇の勅願所・瑠璃山妙照寺として白鳳2年(674年)に創建されたという古刹。往時には八町四方の広大な寺域と12坊を有する大寺でした。…
小松島市にある恩山寺は、四国八十八ヶ所霊場第18番札所で17番の井戸寺からは徒歩だと5時間の道のり。小松島市の郊外、小高い山の中腹に建つ高野山真言宗の寺です。参道には樹木が生い茂り、寺の裏山には遊歩道や展望台が整備されて…
徳島県小松島市にある立江寺(たつえじ)は、四国八十八ヶ所霊場第19番札所で18番の恩山寺から徒歩1時間10分。寺伝では天平19年(747年)、聖武天皇の勅命により、光明皇后の安産を祈願して行基が開基、一寸八分の延命地蔵尊…
徳島県勝浦町にある鶴林寺(かくりんじ)は、四国八十八ヶ所霊場第20番札所で19番の立江寺から徒歩なら5時間。遍路から「お鶴」あるいは「お鶴さん」などと呼ばれる鶴林寺への遍路道は、阿波(徳島県)の最大の難所となっています。…
平安時代から鎌倉時代にかけて、高野参詣の表参道だった和歌山県かつらぎ町、天野の里にある『延喜式神名帳』記載の古社が丹生都比売神社(にふつひめじんじゃ)。高野山の鎮守社で、本殿、楼門、境内は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣…
和歌山県九度山町にある慈尊院は、空海(弘法大師)が、弘仁7年(816年)に創建した寺で、「女人高野」の名で知られる古刹。空海は高野山に女人の入山を厳しく禁じ、母の入山も許しませんでした。そこで、空海の母は高野山の麓にある…
京都市の妙法院、青蓮院と並ぶ天台宗三門跡(門跡=皇族や、貴族の子弟が法統を伝えている寺)のひとつが大原の里にある三千院(三千院門跡)。最澄(さいちょう)が比叡山東塔に円融房と称した堂を建立したしたのが起こり。明治4年に現…
京都市北区鷹峯(たかがみね)にある、室町時代創建の曹洞宗の寺、源光庵(げんこうあん)。正式名は、鷹峰山寶樹林源光庵で、本尊は釈迦如来。本堂にある2つの窓が特徴的で、ひとつは「悟りの窓」、もう一方は「迷いの窓」と呼ばれ、哲…
和歌山県田辺市、紀伊田辺駅南東、仮庵山(かりおやま)の麓にある古社が闘鶏神社(鬪雞神社)。祭神は熊野十二神で、交通の要所でもあることから中世、近世には新熊野合権現として繁栄。平家を支援した熊野別当家との縁が深いのですが、…
空海が開いた真言密教の聖地で、世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産にもなっている高野山(和歌山県高野町)。高野山の山上で壇上伽藍(だんじょうがらん)と並ぶ聖域となっているのが、弘法大師御廟や戦国大名や近世大名…
高野山には今も現役で時を告げる鐘が2ヶ所あります。壇上伽藍・金堂の右脇、根本大塔の南に位置する高野四郎(こうやしろう=大塔の鐘)、そしてもうひとつが壇上伽藍から少し離れた金剛峯寺前駐車場に近い六時の鐘です。高い石垣の上に…
開山の像を安置した建物が御影堂(みえいどう)。空海が開いた真言密教の聖地、高野山の壇上伽藍に建つ御影堂は、もともと空海(弘法大師)の持仏堂として十大弟子のひとり、僧都(そうづ)が建立。後に真如親王直筆の弘法大師御影像を奉…
高野山の中心伽藍で、空海創建時の伽藍配置の名残を留める壇上伽藍(だんじょうがらん)。蛇腹道から壇上伽藍に入ると、東塔が出迎えてくれますが、その奥に三昧堂、大会堂(だいえどう)が続き、さらに愛染堂、根本中堂が建っています。…
世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産になっている高野山。空海が最初に堂宇を建立し、堂が帯同曼荼羅のように配された壇上伽藍(だんじょうがらん)。根本大塔、西塔、東塔がそびえていますが、平安時代の大治2年(112…
第6代目座主・済高(さいこう)が延長7年(929年)に高野山・壇上伽藍に創建した堂が三昧堂(さんまいどう)で、もともと総持院(そうじいん)境内にあり、後に壇上伽藍に移されたもの。済高座主はこの堂で理趣経を中心とした密教立…
空海(弘法大師)が胎蔵曼荼羅の考えに基づいて創建した密教伽藍が高野山の壇上伽藍(だんじょうがらん)で、もちろん世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産。密教の教えで時計回りの参詣がおすすめです。根本大塔(大塔とも…
空海が高野山を開いた際に、最初に着手した場所が壇上伽藍(だんじょうがらん)です。壇上伽藍は、真言密教の『胎蔵曼荼羅』(たいぞうまんだら)の世界を表しているといわれています。高野山全体を金剛峯寺という寺院と見たとき、その境…
奥の院とともに高野山の二大聖地とされるのが山内の西寄りに位置する壇上伽藍(だんじょうがらん)。壇上伽藍は、主要な法会の行なわれる高野山の中心で、金堂や根本大塔など諸堂が建ち並んでいます。 その玄関にあたるのが中門で、開創…