鳥海湖
鳥海山の噴火によって誕生した鳥海山山上・西鳥海馬蹄形カルデラ内の鳥ノ海火口が鳥海湖。別名鳥ノ海。15万年前に始まった西鳥海の火山活動で誕生しました。大平口と鉾立口(ほこたてぐち)からの登山道が合流する7合目・御浜(おはま…
鳥海山の噴火によって誕生した鳥海山山上・西鳥海馬蹄形カルデラ内の鳥ノ海火口が鳥海湖。別名鳥ノ海。15万年前に始まった西鳥海の火山活動で誕生しました。大平口と鉾立口(ほこたてぐち)からの登山道が合流する7合目・御浜(おはま…
月山8合目の月山弥陀ヶ原(がっさんみだがはら)は標高1450m(月山高原ラインの駐車場は1380m)。本来なら森林帯(亜高山帯下部)にあたる標高ですが月山では森林限界の上。冬の豪雪と夏まで残る残雪が美しいお花畑を生みだし…
蔵王ロープウェイ山麓線の樹氷高原駅からユートピア夏山リフトを利用すると、観松平。その名の通り、羽衣の松、王将の松などと名づけられた樹齢300年余のキタゴヨウマツが盆栽のようにしげる地で、その一角にあるのがいろは沼(国土地…
最上川の本流に落ちる白糸の滝は、『奥の細道』途中の芭蕉も舟下りの舟の中から眺めた景勝地。「五月雨を集めて早し最上川」は、芭蕉が舟下りで詠んだ名句で、『奥の細道』には、「白糸の滝は青葉の隙々(ひまひま)に落ちて、仙人堂、岸…
明治の文豪、大町桂月(おおまちけいげつ)が「人の世ならぬ処なりけり」といった海岸の奇観が仏ヶ浦(ほとけがうら)。下北半島西岸、佐井村の福浦と牛滝の間、2kmにわたり奇岩怪石が続き、白緑色の凝灰岩が風雨と荒波で浸食されまさ…
栗駒国定公園内の西の玄関口にあたり、岩手・宮城・山形県境とも近い、秋田県南東部の湯沢市高松岳山中に広がる火山性の地熱帯が川原毛地獄。標高800m、約5haの火山荒原では、昭和41年まで硫黄が採掘されており、今も至るところ…
岩手・宮城・山形県境にも近い、秋田県湯沢市の国有林内(栗駒国定公園内)にある落差20mの滝が川原毛大湯滝。「湯滝」と呼ばれるのは、沢の上流で湧出する天然の温泉が滝となり、断崖下にある滝壺に落下しているから。滝壺がそのまま…
十和田八幡平国立公園の中でも活発な火山活動をみせる玉川温泉周辺の火山地帯を探勝するのが玉川自然研究路。一周は30分。コース途中には湯の花を採取する湯畑(湯の花は玉川温泉で販売)、源泉である大噴(おおぶけ)、混浴の露天風呂…
鹿角市の三方高(1221.8m)、三ツ又森(1118.7m)を源にする夜明島川の上流にある秘瀑。国土地理院の地形図にも下流の泊滝の記載はありますが、茶釜の滝は滝マークがあるのみで滝名は記されていません。まさに八幡平山中の…
十和田八幡平国立公園、標高990mに位置する後生掛温泉(ごしょうがけおんせん)を起点とする2.7km、所要40分のハイキングコースが後生掛自然研究路。後生掛温泉の源泉ともなる伝説の湯沼、オナメ(妾の意)とモトメ(本妻の意…
十和田湖の南岸、国道103号と小坂町からの樹海ライン(秋田県道2号大館十和田湖線)が合流するのが十和田カルデラの外輪山山頂にある標高631mの発荷峠(はっかとうげ)。発荷(はっか)とは「バッカケ」、つまりは崖坂の意で、か…
八望台は、かつて入道崎八望台有料道路だった秋田県道121号(入道崎八望台北浦線)沿いにあり、戸賀湾や日本海、奥羽山脈を見渡す男鹿半島随一のビュースポット。日本海に沈む夕日を眺める夕景のスポットとして知られています。八方が…
秋田県を代表する景勝地で、男鹿半島・大潟ジオパークの中心的なジオサイトが寒風山。標高はわずかに345.7mですが、山頂まで車道が通じ、男鹿半島の付根に位置する成層火山ということもあって眺望は絶景。山頂には寒風山回転展望台…
男鹿半島(おがはんとう)の付け根、寒風山の頂上にあるのが寒風山回転展望台。その名の通り展望室が回転し、座ったままで360度のパノラマが楽しめます。一周は13分。標高354.8mの寒風山は、芝生で覆われた小高い丘といった感…
森吉山(1454.2m)の南東麓、奥阿仁エリア最深部に位置する中ノ又渓谷。ブナの原生林が生い茂り、原始の自然をたたえた約8kmの渓谷に沿って、いくつもの名瀑が連続。新緑、紅葉と、変化に富んだ景観は、森林浴にも最適だ。なか…
鳥海山を源にし、その雪解け水を集めて落下する落差約58mの壮大な滝が、法体の滝(ほったいのたき)。子吉川上流に位置し、一の滝、二の滝、三の滝が3段となって落下。このうち三の滝の瀑布は美しい末広がりを見せますが、その様子が…
入道崎は、男鹿半島(おがはんとう)の北端、北緯40度に位置する岬で、北緯40°のモニュメントもあります。海岸線は、高さ30m内外の断崖が続き、岬の先端には「日本の灯台50選」に選定の入道埼灯台が建っています。「男鹿半島・…
十和田湖を源流とし、東北屈指の渓谷美を誇る奥入瀬渓流の本流(奥入瀬川)にかかる唯一で最大の滝が銚子大滝。十和田湖に遡上する魚を拒み続けることから魚止めの滝とも呼ばれてきました。落差は7mですが、幅が20mもあり実にダイナ…