佐野厄除け大師
全国的にも有名で、関東ではお正月のテレビCMでも知られるのが栃木県佐野市にある佐野厄除け大師。正式名は惣宗寺(そうしゅうじ)という天台宗の寺ですが、青柳大師(前橋市の龍蔵寺)、川越大師(川越の喜多院)とともに元三大師(が…
全国的にも有名で、関東ではお正月のテレビCMでも知られるのが栃木県佐野市にある佐野厄除け大師。正式名は惣宗寺(そうしゅうじ)という天台宗の寺ですが、青柳大師(前橋市の龍蔵寺)、川越大師(川越の喜多院)とともに元三大師(が…
栃木県益子町にある天平9年(737年)、行基創建と伝えられる真言宗豊山派の古刹、西明寺(益子観音)。延暦年間(782年~805年)には一山12坊を数えて隆盛したと伝えられますが、平安末期の大治2年(1127年)に兵火によ…
栃木県宇都宮市南大通り、田川の畔に近い善願寺の境内正面に安置された3.6mの大仏(盧遮那仏坐像)が大豆三粒の金仏(だいずさんつぶのかなぶつ)。江戸時代半ばの享保20年(1735年)に築造された青銅製仏像で、「蓄財の仏様」…
栃木県の県都、宇都宮(うつのみや)が栄えるようになったのは二荒山神社(ふたあらやまじんじゃ)の門前町であったため。およそ1600年前、宇都宮の始祖・豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)を祀るために創建されたと伝えられてい…
旧帝国ホテルやカトリック松が峰教会などに使われた大谷石の採石場で知られる石の郷、栃木県宇都宮市大谷町にあり、弘仁2年(811年)に、空海(弘法大師)によって開かれたと伝わる古刹が大谷寺(大谷観音)。本堂は大谷石の奇岩にす…
福井県小浜市にある和銅7年(714年)創建の古刹が神宮寺。若狭国一之宮・若狭彦神社の神願寺として泰澄大師の弟子・沙門滑元の創建。毎年3月2日に行なわれる東大寺二月堂への『お水送り』でも有名です。天台宗の寺ですが、神仏習合…
島根県松江市にある熊野大社。古代には天狗山(標高610.4m)の山頂に鎮座したという古社。天狗山は古来、熊成峯(くまなしのみね=熊野山)と呼ばれた山。古くは出雲国一之宮として出雲大社以上に崇敬を集めました。熊野村(現・松…
出雲大社(いずもおおやしろ)境内を西の門から出て小さな川を渡ると神楽殿(かぐらでん)。全国の出雲大社教の教会・講社の信者がお参り(おくにがえりと呼ぶ)したときに「おまつり」が奉仕されるのがここ。本殿同様にご祈祷やお神楽も…
『日本書紀』、『古事記』によれば、祭神の大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)は国譲りの代償として、底つ岩根に太い宮柱を深く立てた壮大な神殿を与えられ、これが出雲大社(いずもおおやしろ)の始まりという。本殿の高さは、太古は…
出雲大社(いずもおおやしろ)の本殿は八足門、楼門をくぐったなかにあり、一般の参拝者は八足門や周囲の瑞垣の外から眺めることになります。高さ24mの本殿は神社建築では日本一の高さを誇りますが、古代には東大寺大仏殿をしのぐ48…
出雲大社(いずもおおやしろ)の拝殿の裏、本殿前にある瑞垣(みずがき)の門を八足門と呼び、正月の三ヶ日に限りこの門が開かれ、その先の楼門前で参拝することができます。また、神職が案内、解説をする特別参拝を申し込めば、八足門内…
大国主命(おおくにぬしのみこと)を祭神とする古社、出雲大社(いずもおおやしろ)。旧暦の10月(現在の11月)には全国の神様が出雲大社に集まるため、出雲だけは神在月(かみありづき)、出雲以外は神無月(かんなづき)になります…
島根県松江市に鎮座する八重垣神社社前の連理玉椿は夫婦椿とも呼ばれ、その昔、稲田姫命(いなだひめのみこと)が2本の椿の枝を立て、それが芽を出し一身同体になったと伝えられる不思議な椿。境内には社殿横の乙女椿、佐久佐女の森入口…
八重垣神社の社伝によれば、稲田姫命(くしなだひめのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)から逃れるため、佐久佐女の森を中心に八重垣を造り身を隠したと伝えられる場所。佐久佐女の森にある鏡の池は、稲田姫が湧き水を飲んだり、姿を…
日本神話で、素戔嗚尊(すさのうのみこと)が詠んだとされる日本最古の歌「八雲立つ出雲八重垣妻ごみに八重垣つくるその八重垣を」の古歌で名高い神社が、島根県松江市の八重垣神社。八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した素戔嗚尊と稲田…
島根県松江市大庭町にある神魂神社(かもすじんじゃ)は、出雲国造り家の祖を祀る古社で、神社自体が古代出雲文化を今に伝える文化遺産。「大庭の大宮さん」と地元では呼ばれています。祭神は伊弉冉尊(いざなみのみこと)、伊弉諾尊(い…
松江藩の基礎を築いた松平直正(松江城を築いた堀江吉春から数えて3代目の藩主で、家康の孫にあたる)が松江城内に勧請した神社が城山稲荷神社。境内には境内を囲むように1000以上もの石の狐が奉納され、松江をこよなく愛した明治の…
空海が唐から帰国後、最初に護摩を焚いたと伝えられる地で、「西の高野山」とも呼ばれる九州の大師信仰の中心地が長崎県平戸市の最教寺。慶長12年(1607年)、第26代平戸藩主・松浦鎮信(まつらしげのぶ)がそれまで建っていた曹…