竹林寺(四国八十八ヶ所霊場第31番札所)
724(神亀元)年、聖武天皇の勅願で行基が唐の五台山に準えて開山したのが高知市にある竹林寺。行基自ら本尊の文殊菩薩像を刻んで堂塔を建立したと伝えられています。その後、大同年間(806~810年)に空海(弘法大師)も来錫し…
724(神亀元)年、聖武天皇の勅願で行基が唐の五台山に準えて開山したのが高知市にある竹林寺。行基自ら本尊の文殊菩薩像を刻んで堂塔を建立したと伝えられています。その後、大同年間(806~810年)に空海(弘法大師)も来錫し…
神亀年間(724~729年)、聖武天皇の勅願により行基が開いたという高知県南国市の古刹が禅師峰寺(ぜんじぶじ/四国八十八ヶ所霊場第32番札所)。807(大同2)年に空海(弘法大師)が巡錫し、土佐沖の航海の安全を祈願しなが…
延暦年間(782~806年)、空海(弘法大師)の開山という古刹が雪蹊寺(せっけいじ)で、四国八十八ヶ所霊場33番札所。創建当時は少林山高福寺と称する真言寺院でしたが、鎌倉時代に運慶とその長男・湛慶が来山して慶運寺と改称し…
822(弘仁13)年、嵯峨天皇から補陀洛東門(ふだらくとうもん)の勅願を受けて空海(弘法大師)が創建したと伝えられる古刹が土佐清水市の足摺岬に建つ金剛福寺。四国の最南端・足摺岬に位置することから観世音菩薩が住む理想の世界…
日南市の日向灘に面した断崖の中腹、神武天皇の父、日子波限建鵜草葺不合命(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)を主祭神に6神を祀る神社が鵜戸神宮。社殿は鵜戸岬先端にある大きな海食洞内にあり、漁業、航海、縁結び、安産など…
都濃町にある大己貴命(おおなむちのみこと=大国主神の若い頃の名前)を祭神として祀り、神武天皇が東征の際に立ち寄り、国土平安、海上平穏、賊徒征伐を祈願したと伝えられる古社が都農神社(つのじんじゃ)。日向国(ひゅうがのくに)…
西都市にある古社、都萬神社(つまじんじゃ)は、日向国総社(ひゅうがのくにそうじゃ)で、二之宮。都萬(つま)とは、祭神の木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)が瓊々杵尊(ににぎのみこと)の妻であることを現しています。木…
天岩戸神社近くにある日向神話の地。天照大神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸(洞窟)にこもった際に、八百萬神(やおよろづのかみ)が集い神議をしたといわれるのが天安河原(あまのやすかわら)。天岩戸神社西本宮から岩戸川沿いの遊…
高千穂町にある古社で総延長300kmの『ひむか神話街道』の北の起点が天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)。社伝によれば天照大神(あまてらすおおみかみ)の命により、葦原中国(あしはらのなかつくに)を統治するため高天原から日向…
天孫降臨の地、高千穂(たかちほ)の古社、高千穂神社。創建は1900年あまり前の垂仁天皇(すいにんてんのう)の時代にまで遡るといわれ、古くより高千穂18郷88社の総社として崇められてきました。とくに武神として信仰を集めて源…
727(神亀4)年、双子の善仲(ぜんちゅう)と善算(ぜんさん)両上人が草庵を構えたのが創始と伝わる箕面(みのお)の古刹で西国三十三所第23番札所が勝尾寺(かつおうじ/真言宗の寺)。775(宝亀6)年、彌勒寺と号して開山。…
箕面大滝(みのおおおたき)の入口、箕面公園にある瀧安寺は、修験道で知られる本山修験宗の古刹。山号も箕面山(みのおさん)で、箕面の山を修験の地とした歴史を今に伝えています。寺伝によれば、658(斉明天皇4)年、修験道を開い…
天台寺門宗の総本山で、長等山中腹に広大な敷地を有する名刹、三井寺(みいでら)。正式名は長等山園城寺(ながらさんおんじょうじ)といい、近江八景の一つ「三井の晩鐘」でも有名。奈良時代、壬申の乱に敗れた大友皇子の霊を弔うために…
三井寺(園城寺)の護法善神堂は、1727(享保12)年に再建されたもので、大津市の文化財。堂内には檜(ひのき)の一本造りで国の重要文化財に指定される護法善神立像(ごほうぜんしんりゅうぞう/平安時代の作)が祀られています。…
大津市にある三井寺(みいでら)は正式には長等山園城寺(ながらさんおんじょうじ)といい、天台宗の総本山。金堂は1599(慶長4)年、豊臣秀吉の正室である北政所(ねね=高台院)により再建されたもので、国宝。
大津市にある義仲寺(ぎちゅうじ)は、源頼朝軍に追われこの地で討ち死にした木曽義仲(きそよしなか)の塚に、巴御前が草庵を建てたのが始まりといわれる古刹。1553(天文22)年に佐々木六角氏が再興しています。また、1689(…
ユネスコ世界文化遺産に登録される比叡山延暦寺。その西塔(さいとう)地区から法然が修行したという黒谷(黒谷青龍寺)へと下る途中にあるのが瑠璃堂(るりどう)。元亀2年9月12日(1571年9月30日)の織田信長による、有名な…
ユネスコ世界文化遺産に登録される比叡山延暦寺の横川(よかわ)地区にあるのが根本如法塔。慈覚大師(円仁)が横川にある根本杉のほこらの中で始めた法華経書写にちなみ、写経などを納める堂として造られたのが根本如法堂です。その根本…