越中五箇山の民謡『麦屋節』のルーツは、馬渡島(佐賀県唐津市)!?
「麦や菜種はイナ 二年でイナ 刈るにヤーイナ 麻が刈らりょうかイナ 半ナ土用にイナ」。こきりこ節とともに五箇山地方を代表する五箇山民謡で、富山県の三大民謡(越中おわら節、こきりこ節)のひとつ。歌詞のうたい出しが「麦や菜種…
「麦や菜種はイナ 二年でイナ 刈るにヤーイナ 麻が刈らりょうかイナ 半ナ土用にイナ」。こきりこ節とともに五箇山地方を代表する五箇山民謡で、富山県の三大民謡(越中おわら節、こきりこ節)のひとつ。歌詞のうたい出しが「麦や菜種…
昭和39年の開催の『東京オリンピック』のカヌー競技場となったことで一躍有名になった相模湖。昭和22年完成の相模ダムのダム湖ですが、昭和41年に就航したのが白鳥型遊覧船「スワン丸」。白鳥型遊覧船の誕生の湖で、昭和59年3月…
北海道帯広市、昭和8年創業という帯広駅前の老舗豚丼専門店が、元祖豚丼のぱんちょう。炭火でじっくりと焼き上げられた道産豚のロース肉は、甘辛い秘伝のたれがほどよくマッチし、柔らかく仕上げられています。十勝名物の豚丼の元祖とい…
今では訪日外国人に大人気で、箱買いする人もいるという「柿の種」。そのルーツは、新潟県長岡市の「浪花屋製菓」(なにわやせいか)。新潟県では「♪た~ね た~ね 柿の種 が~んそ浪花屋の柿の種」というCMソングもあって、知らな…
昭和9年に、日本で最初の職業野球チーム「巨人軍」が誕生、昭和11年名古屋にも「名古屋軍」と「金鯱軍」が生まれますが、昭和11年2月9日、日本で初めて「東京巨人軍」と「名古屋金鯱軍」の「プロ野球の試合」が行なわれたのは、ど…
愛知県という県名は、「愛を知る」という少しロマンチックな感じですが、県名の由来は、名古屋市南部の地名から。『万葉集』巻三・二七一の高市黒人(たけちのくろひと)の歌に登場する年魚市潟(あゆちがた)から採ったもの。「年魚市潟…
JR有楽町駅からJR山手線・京浜東北線などの走る高架沿いに新橋駅方面に数分歩いた千代田区有楽町1丁目にある老舗の喫茶店が、「珈琲館 紅鹿舎」(こーひーかんべにしか)。メニューに「元祖ピザトースト」と載っている通り、ピザト…
次長課長の河本準一の名セリフ「お前に食わせるタンメンはねぇ!」で有名なタンメン。そのタンメンは、漢字表記は湯麺。実は関東では定番の中華料理ですが、西日本ではメニューにない店も多いという地域差の大きい料理です。ルーツは満州…
東京都台東区浅草1丁目、浅草寺門前、新仲見世通りに店を構えるのが、七味唐辛子本舗やげん堀。創業は江戸時代初期、寛永2年(1625年)という老舗の七味唐辛子店。七味唐辛子を考案したのはここの初代、からし屋徳右衛門。「山徳」…
日本猫(和猫)には血統書がなく、すべて雑種です。古代、日本列島にはヤマネコは生息していたものの(食用にもなっていました)、イエネコはいませんでした。アニコム先進医療研究所研究開発部が猫の血液から遺伝情報を解析したところ、…
日本初となる高速道路の名神高速道路(小牧IC〜西宮IC)が全通したのが昭和40年7月1日。昭和40年10月5日、当時の国鉄と日本急行バスは、日本初の本格的な高速バス路線となる「名神ハイウェイバス」の運行を開始。つまり、名…
「相撲発祥の地」という奈良県桜井市にあるのが相撲神社。『日本書紀』に當麻(たいま/現・奈良県葛城市)の当麻蹴速(たいまのけはや)が出雲国(現・島根県)の野見宿禰(のみのすくね)と垂仁天皇(すいにんてんのう)の前で力比べを…
「するってえとなにかい、あっしをお切りなさるっていうのかい?」コレ、座頭市が憎き相手を返り討ちにする直前の決めぜりふ。映画の『座頭市』は勝新太郎のはまり役。 『座頭市』といえば勝新、勝新といえば『座頭市』です(近年は北野…
大河ドラマなどで好評を博す徳川家康。名古屋市では織田信長、豊臣秀吉とともに三英傑に数えられていますが、出身は尾張国(愛知県西部)ではなく、三河国(愛知県東部)の岡崎。岡崎城を拠点に三河を統一、江戸幕府を開いていますが、「…
大姓56位の中山さんは、中間にある山の意の地形姓、57位の石田さん以下、森田さん、和田さん、上田さんは、田んぼ関連のお仲間で、いかにも日本人らしい地形姓です。上山さんより、中山さんが中田さんよりも上田さんが、岩田さんより…
大姓60位の上田さんは、全国で25万人ほどの暮らしていて、シェアは0.20%ほど。上田さんは田を上田・中田・下田と区別したときの「上の方の田」とか、水田の質の「上質の田」いう意味から生まれた地形姓。上田さんの多くが地名由…
大姓59位の和田さんは、全国で25万人ほどの暮らしていて、シェアは0.20%ほど。輪のような田、あるいは神霊の加護で富み栄える「田」という意味の地形姓です。実は、日本の捕鯨は和田一族によって始められています。この和田一族…
大姓58位の森田さんは、全国で26万5000人ほどの暮らしていて、シェアは0.21%ほど。字句どおりに「森の近くにある田圃(たんぼ)」という地形姓。大姓第23位の森さんを筆頭に、森下、森山、小森、森岡さんなども森に由来す…