熊野神社
京都府京都市左京区聖護院山王町にある京都の熊野信仰を今に伝える古社が熊野神社。弘仁2年(811年)、役小角(えんのおづぬ)の流れをくむ修験道の日圓が紀伊国熊野から熊野大神を勧請したことに始まり、熊野を信仰した白河上皇が、…
京都府京都市左京区聖護院山王町にある京都の熊野信仰を今に伝える古社が熊野神社。弘仁2年(811年)、役小角(えんのおづぬ)の流れをくむ修験道の日圓が紀伊国熊野から熊野大神を勧請したことに始まり、熊野を信仰した白河上皇が、…
京都府京都市左京区若王子町、疏水分流沿い、哲学の道の起点となる位置に建ち、桜の季節や秋の紅葉も見事な社が、熊野若王子神社(くまのにゃくおうじじんじゃ)。永暦元年(1160年)、後白河上皇が紀州熊野権現を禅林寺(永観堂)の…
京都府京都市東山区、蓮華王院(三十三間堂)の東に建つ天台宗の寺が法住寺(ほうじゅうじ)。永延2年(988年)、太政大臣・藤原為光(ふじわらのためみつ)が創建した古刹。永暦元年(1160年)、後白河上皇の御所である法住寺殿…
東京都大田区池上にある日蓮宗の大本山で、日蓮入寂のちに建つ池上本門寺(いけがみほんもんじ)。その境内にあるのが大相撲力士からプロレスラーに転向し、テレビ放送開始とともに大ブームを生んだ力道山の墓。その縁で、池上本門寺の節…
東京都大田区池上にある日蓮宗の大本山、池上本門寺。弘安5年10月13日(1282年11月14日)、日蓮がこの地で入滅(臨終)したとされる地で、正式名は長栄山本門寺。もとは当地を治めた池上宗仲(いけがみむねなか)の邸宅で、…
岐阜県郡上市白鳥町石徹白(いとしろ)に鎮座する社が白山中居神社(はくさんちゅうきょじんじゃ)。日本三霊山・白山を開いた泰澄(たいちょう)が養老年間(717年〜724年)に社域を拡張し天武天皇、聖武天皇の両朝に神剱、神馬の…
岐阜県各務原市鵜沼宝積寺町にある真言宗智山派の寺、成田山貞照寺(ていしょうじ)。昭和8年10月28日、日本最初の女優といわれる川上貞奴(かわかみさだやっこ)が創建した寺で、川上貞奴霊廟があるほか、貞奴縁起館では、川上貞奴…
京都府乙訓郡大山崎町にある古社が離宮八幡宮。貞観元年(859年)、清和天皇の命により、南都(奈良)・大安寺の僧・行教が大分の宇佐八幡宮(八幡大菩薩)を勧請して創建。嵯峨天皇の離宮・河陽宮(かやのみや)跡に建立されたことか…
静岡県掛川市掛川、掛川城の北東、中世の掛川古城跡にあるのが龍華院大猷院霊屋(りゅうげいんたいゆういんおたまや)。明暦2年(1656年)、遠江掛川藩主・北条氏重(ほうじょううじしげ)が、3代将軍・徳川家光(大猷院殿)の霊牌…
京都府長岡京市にある西山浄土宗総本山が光明寺(こうみょうじ)。承安5年(1175年)、法然上人が45歳の時に、庵を結び、初めて専修念仏の教えを説いた地で、「浄土門根元地」。法然の法弟、熊谷直実(くまがいなおざね)が建久9…
京都府八幡市、男山の中腹にある曹洞宗の古刹、神應寺(じんのうじ/神応寺)。貞観2年(860年)、男山に石清水八幡宮護国寺(近世までは神仏習合)を勧請した南都(奈良)・大安寺の僧・行教(ぎょうきょう)が、応神天皇の霊を祀る…
京都府長岡京市にある真言宗豊山派の寺、乙訓寺(おとくにでら)。寺伝によれば推古天皇の命により聖徳太子創建で、唐から帰朝した空海も当地に滞在したとか。奈良・長谷寺の末寺にあたり、長谷寺から移された2000株の牡丹が茂り、牡…
京都府長岡京市にある大同元年(806年)、清水寺の開祖・延鎮(えんちん=法相宗の僧)による創建と伝えられる、西山浄土宗の寺が楊谷寺(ようこくじ)。楊は柳のことで、柳谷観音(やなぎだにかんのん)と通称されています。本尊は「…
京都府京都市左京区岩倉幡枝町にある臨済宗妙心寺派の寺、圓通寺(円通寺)。もともとは後水尾上皇の幡枝離宮があった場所。注目は比叡山を借景とする枯山水庭園。後水尾天皇が寛永6年(1629年)の退位後、洛北に12年もの間、隠居…
京都府京都市右京区京北鳥居町にある古社が山国神社(やまぐにじんじゃ)。創建は宝亀年間(770年~780年)といわれ、平安時代編纂の『延喜式神名帳』に記載もある式内社。延暦13年(794年)の平安遷都に際し、木材を伐り出し…
京都府京都市右京区京北井戸町にある臨済宗天龍寺派の寺が常照皇寺(じょうしょうこうじ)。南北朝時代、北朝の初代天皇・光厳上皇により開かれ、歴代天皇にも庇護を受けて栄た寺。広大な境内には、江戸末期の建築である方丈、隠寮、庫裏…
京都府京都市左京区大原大原から鯖街道(国道367号)を北に2kmほどで古知谷(こちだに)にある浄土宗の寺、古知谷阿弥陀寺。焼杉山の山中にある阿弥陀寺は、慶長14年(1609年)、木食弾誓(もくじきだんせい)上人が創建した…
京都市左京区岩倉にある天台宗の寺、実相院(じっそういん)。かつては天台宗寺門派(天台寺門宗)三門跡のひとつ(皇族関係者が住職を務める寺)で、実相院門跡、岩倉門跡、岩倉御殿とも呼ばれる名刹。狩野派の襖絵などが現存し、まさに…