茶釜の滝
鹿角市の三方高(1221.8m)、三ツ又森(1118.7m)を源にする夜明島川の上流にある秘瀑。国土地理院の地形図にも下流の泊滝の記載はありますが、茶釜の滝は滝マークがあるのみで滝名は記されていません。まさに八幡平山中の…
鹿角市の三方高(1221.8m)、三ツ又森(1118.7m)を源にする夜明島川の上流にある秘瀑。国土地理院の地形図にも下流の泊滝の記載はありますが、茶釜の滝は滝マークがあるのみで滝名は記されていません。まさに八幡平山中の…
十和田八幡平国立公園、標高990mに位置する後生掛温泉(ごしょうがけおんせん)を起点とする2.7km、所要40分のハイキングコースが後生掛自然研究路。後生掛温泉の源泉ともなる伝説の湯沼、オナメ(妾の意)とモトメ(本妻の意…
十和田湖の南岸、国道103号と小坂町からの樹海ライン(秋田県道2号大館十和田湖線)が合流するのが十和田カルデラの外輪山山頂にある標高631mの発荷峠(はっかとうげ)。発荷(はっか)とは「バッカケ」、つまりは崖坂の意で、か…
八望台は、かつて入道崎八望台有料道路だった秋田県道121号(入道崎八望台北浦線)沿いにあり、戸賀湾や日本海、奥羽山脈を見渡す男鹿半島随一のビュースポット。日本海に沈む夕日を眺める夕景のスポットとして知られています。八方が…
秋田県を代表する景勝地で、男鹿半島・大潟ジオパークの中心的なジオサイトが寒風山。標高はわずかに345.7mですが、山頂まで車道が通じ、男鹿半島の付根に位置する成層火山ということもあって眺望は絶景。山頂には寒風山回転展望台…
男鹿半島(おがはんとう)の付け根、寒風山の頂上にあるのが寒風山回転展望台。その名の通り展望室が回転し、座ったままで360度のパノラマが楽しめます。一周は13分。標高354.8mの寒風山は、芝生で覆われた小高い丘といった感…
森吉山(1454.2m)の南東麓、奥阿仁エリア最深部に位置する中ノ又渓谷。ブナの原生林が生い茂り、原始の自然をたたえた約8kmの渓谷に沿って、いくつもの名瀑が連続。新緑、紅葉と、変化に富んだ景観は、森林浴にも最適だ。なか…
鳥海山を源にし、その雪解け水を集めて落下する落差約58mの壮大な滝が、法体の滝(ほったいのたき)。子吉川上流に位置し、一の滝、二の滝、三の滝が3段となって落下。このうち三の滝の瀑布は美しい末広がりを見せますが、その様子が…
入道崎は、男鹿半島(おがはんとう)の北端、北緯40度に位置する岬で、北緯40°のモニュメントもあります。海岸線は、高さ30m内外の断崖が続き、岬の先端には「日本の灯台50選」に選定の入道埼灯台が建っています。「男鹿半島・…
十和田湖を源流とし、東北屈指の渓谷美を誇る奥入瀬渓流の本流(奥入瀬川)にかかる唯一で最大の滝が銚子大滝。十和田湖に遡上する魚を拒み続けることから魚止めの滝とも呼ばれてきました。落差は7mですが、幅が20mもあり実にダイナ…
八甲田山の北側に広がる田代平湿原(たしろたいしつげん)。八甲田山という名前は、甲(かぶと)のような八つの峰の間に「田」と呼ばれる湿原が、点在することに由来しますが、その最大規模の田(湿原)が田代平湿原。200万年前の火山…
八甲田連峰のひとつ赤倉岳(1548m)の爆発によって誕生した蔦の七沼。蔦沼、鏡沼、月沼、瓢箪沼(ひょうたんぬま)、菅沼、長沼という蔦温泉旅館近い6つの沼を結んで「沼めぐりの小路」(2.8km、所要約1時間)が整備されてい…
青森市と奥入瀬、十和田湖を結ぶ八甲田・十和田ゴールドライン(国道103号)の最高点である傘松峠近くにある湿原に囲まれた小さな沼。夏になると沼面を白いスイレン(エゾヒツジグサ)の花が飾るのでその名があります。傘松峠から睡蓮…
酸ヶ湯近くにある沼で爆裂火口の跡(第四紀八甲田火山の名残り)で別の名を「底なし沼」。現在でも周辺から硫気ガスが立ちのぼり硫黄臭が漂い、沼のなかからは70度〜90度の熱湯が噴出。まさに地獄の茹で釜状態。危険なので沼に立ち入…
作家・深田久弥が『日本百名山』の中で「神の工(たくみ)を尽くした名園」と絶賛した大湿原地帯が八甲田山の中腹に広がる毛無岱(けなしたい)。上毛無岱、下毛無岱の2段になって広がり、夏にはワタスゲ、キンコウカなどが咲き誇る別天…
岩手山北東の山腹、標高1200m付近に残る溶岩流の跡が岩手山焼走り熔岩流。1732(享保17)年正月の大噴火の際、流れ出した溶岩が固まったもので、最大幅1km、長さ3km。片道約1kmの溶岩流観察路が整備され、岩手山の勇…
八幡平アスピーテラインの見返峠駐車場(八幡平山頂レストハウス)を起点とした遊歩道。標高1614mの八幡平山頂や八幡沼、鏡沼、メガネ沼、八幡平山頂、ガマ沼などを周遊する所要1時間のハイキングが楽しめます。
活火山といわれる八幡平(はちまんたい)ですが、実は有史以来、噴火の記録は残っていません。それでも八幡平山頂の火口湖には、よく観察すると火口壁などが残され、八幡平が火山であることを示しています。山頂部で比較的大きなガマ沼は…