皿倉山
北九州市八幡東区にある標高622mの山が皿倉山。神功皇后(じんぐうこうごう)が山に入ったとき、下山時に夕闇が迫り、「更に暮れたり」と語ったのが山名の由来という伝説も。北九州国定公園、帆柱自然公園に指定され、皿倉山8合目に…
北九州市八幡東区にある標高622mの山が皿倉山。神功皇后(じんぐうこうごう)が山に入ったとき、下山時に夕闇が迫り、「更に暮れたり」と語ったのが山名の由来という伝説も。北九州国定公園、帆柱自然公園に指定され、皿倉山8合目に…
皿倉山ケーブルカーの山上駅と皿倉山山頂の展望台駅を結ぶのがモノレール式の皿倉山スロープカー。全長は159mと短いのですが最大勾配は22度もあり、歩くことを考えればかなり楽ちん。スロープカー自体も動く展望台といった感じです…
皿倉山(さらくらやま)山麓と8合目・皿倉平を結び、全長1100m、高度差440mを5分で登る九州最長のケーブルカー皿倉山ケーブルカー。はるか号(黄)、かなた号(青)の2両が途中で交差します。大きなガラスが配された車両から…
明治34年に操業を開始した官営八幡製鐵所。その第一高炉(第10次改修高炉)一帯は史跡公園として公開され、内部の見学ができるほか、パネルなどの展示で近代製鉄発祥の地としての歴史を学ぶことができます。「官営八幡製鉄所関連施設…
博多の新春は十日恵比須の祭りで始まるといわれる『十日恵比須神社正月大祭』で知られる神社。香椎宮社家の武内平十郎が1591(天正19)年の正月、香椎宮、筥崎宮への参詣の帰途、香椎浜で恵比須大神像2躰を拾い上げ、それを自宅に…
関門海峡に面した小倉は九州、瀬戸内の入口に位置する交通の要衝。戦国時代の末に尾張国出身の毛利勝信(もうりかつのぶ=森勝信)が九州平定と肥後国人一揆鎮圧の功労で秀吉から豊前国小倉領を拝して築城したのが小倉城始まり。江戸時代…
北九州市小倉区にある福聚寺は、宇治の黄檗宗(おうばくしゅう)萬福寺の末寺。1665(寛文5)年、小倉小笠原の初代藩主・小笠原忠真(おがさわらただざね=信州松本藩から明石藩を経て小倉に転封)が創建したもので、開山は福建省福…
かつての小倉城主、小笠原氏が茶の湯や能を楽しみ、客をもてなした下屋敷(したやしき)の跡を復元し、大名庭園と書院を再現した北九州市立の文化施設が小倉城庭園。「小笠原流礼法」の宗家でもある旗本・小笠原家も一族で、全国的にも珍…
福岡市地下鉄空港線祇園駅からすぐにある古刹が東長寺(とうちょうじ)で、山号は南岳山。寺伝では、806(大同元)年、唐から帰国した空海が、日本で最初に開いたといわれる真言密教の寺とされ、この西の地から、東に少しずつ広がるよ…
戒壇(かいだん)とは僧が守らなければならない規律で、戒を受けなければ正式に僧尼になることはできません。5度の渡航に失敗し盲目となりつつも戒壇を日本に伝えたのは唐僧・鑑真(がんじん)。天平勝宝5年(753年)12月20日に…
全国にある水天宮(すいてんぐう)の総本社が久留米にある水天宮。社伝によれば1190(建久元)年、千歳川(現・筑後川)のほとりの鷺野ケ原(さぎのがはら)に高倉平中宮(建礼門院・平徳子)に仕えていた官女・按察使局伊勢(あぜち…
福岡県春日市にある、弥生時代の遺跡が須玖岡本遺跡。116基の甕棺墓などが発見されていますが、王墓の上石(うわいし)と推測される大石の下の甕棺墓(かめかんぼ)からおよそ30面の中国の前漢鏡、また銅剣2本、銅矛5本、銅戈1本…
志賀島(しかのしま/福岡市東区)の南西、博多湾を望む絶好の展望地である叶崎に整備された公園が金印公園で、歴史上の大発見といわれる「漢委奴国王」(かんのわのなのこくおう)の金印(漢委奴國王印/国宝)の発見場所。有名な金印は…
『魏志倭人伝』などに登場する奴国(なのくに)。その中心とされるのが福岡県春日市の奴国の丘歴史公園(須玖岡本遺跡)一帯。その一角に建つのが春日市奴国の丘歴史資料館で、春日市内の遺跡から出土した埋蔵文化財や、昭和初期の農具を…
福岡市の歴史と民俗を通して、文化発展の足跡を学ぶ場として開館したのが福岡市博物館。平成25年11月にリニューアルした常設展示のテーマは、「FUKUOKA アジアに生きた都市と人びと」。古代の奴国(なのくに)から江戸時代、…
外壁に張り巡らされた8000枚のハーフミラーや中心部の吹き抜けなど、近未来的な外観をもつ福岡タワー。シーサイド地区にある電波塔で、地上234mという高さは海浜タワーとしては日本一の高さを誇っています。3階と5階が展望室、…
壱岐・対馬(厳原)航路フェリーなども発着するベイサイドプレイス博多埠頭に建つのが博多ポートタワー。名古屋テレビ塔(昭和29年)、通天閣(2代目/昭和31年)、別府タワー(昭和31年)、さっぽろテレビ塔(昭和32年)、東京…
クスノキとしては全国3位、すべての樹種をあわせても全国4位という巨大なクスノキが、福岡県築上町(ちくじょうまち)の本庄の大クス(本庄の大楠)。環境省の調査では、幹周りは21.0m。日本一という「蒲生の大クス」(鹿児島県姶…